先輩は多め・後輩は少なめ。幹事が1人いくらか即計算
単純化した目安です。実際の金額・注文単位でご確認ください。
飲み会や送別会の会計で「先輩は少し多めに、後輩は少なめに」と気をきかせたい場面は多いものです。とはいえその場で「先輩は後輩の1.5倍で頭数がこうだから…」と暗算するのは意外と難しく、幹事さんの負担になります。このツールは、合計金額・多く払う人数・少なく払う人数・傾斜の倍率を入れるだけで、それぞれ1人いくら払えばよいかを即座に計算します。均等割りにした場合の金額も並べて表示するので、「どれだけ差をつけているか」を確認しながら、その場の空気に合った金額を決められます。
まず少なく払う人の1人分を基準にします。少額の1人分=合計÷(多い人数×倍率+少ない人数)で求め、多額の1人分=少額×倍率とします。分母の「多い人数×倍率+少ない人数」は、全員の負担を「少ない人1人分」に換算した重み付きの頭数です。1円未満は集めやすいように切り上げるため、全員分を足すと総額をわずかに上回ることがあります。この差額(端数)は、集金する幹事さんの手元にプラス側で残る想定です。
例1:合計40,000円・多く払う人3人・少なく払う人5人・倍率1.5
分母=3×1.5+5=9.5。少額の1人分=40,000÷9.5=約4,211円(切り上げ)。多額の1人分=約4,210.5×1.5=約6,316円(切り上げ)。多く払う人3人で約18,948円、少なく払う人5人で約21,055円。均等割りなら40,000÷8=5,000円なので、先輩は約1,300円多く、後輩は約790円少なく払うイメージです。
例2:合計30,000円・多く払う人2人・少なく払う人4人・倍率2
分母=2×2+4=8。少額の1人分=30,000÷8=3,750円。多額の1人分=3,750×2=7,500円。多く払う人2人で15,000円、少なく払う人4人で15,000円と、ちょうど半々の負担になります。均等割りなら30,000÷6=5,000円です。
合計10,000円・多く払う人1人・少なく払う人3人のとき、倍率別に1人あたりがどう変わるかの目安です(切り上げ前の概算)。
| 倍率 | 多く払う人/少なく払う人 |
|---|---|
| 1.0(均等) | 2,500円/2,500円 |
| 1.2 | 約2,857円/約2,381円 |
| 1.5 | 約3,333円/約2,222円 |
| 2.0 | 4,000円/2,000円 |
| 3.0 | 5,000円/約1,667円 |
倍率を上げるほど先輩側の負担が急に増えます。差は倍率と「多く払う人の少なさ」で決まるので、少人数の先輩に大きな倍率をかけると1人分がかなり重くなる点に注意してください。
Q. 倍率はどのくらいにするのが一般的ですか?
A. 決まった正解はありません。ほんの少し気持ちだけ差をつけたいなら1.2〜1.5倍、はっきり差をつけたいなら2倍あたりがよく使われる目安です。関係性や集まりの雰囲気、参加者の納得感で自由に決めてください。迷ったら1.5倍から試すと角が立ちにくいです。
Q. 合計と全員分の合計が少しズレるのはなぜですか?
A. 1人あたりの金額を切り上げているためです。集めやすいキリのよい金額にするための処理で、生じた端数はプラス側(集めすぎ側)に出ます。ちょうど集めたい場合は、多く払う人のうち1人だけ差額を引くなど微調整してください。
Q. 3段階以上(先輩・中堅・後輩)に分けられますか?
A. このツールは「多め」「少なめ」の2グループ向けです。3段階にしたいときは、いったん2グループで計算してから中堅の人の金額を手動で中間に調整するか、グループを分けて2回計算してください。
Q. 幹事が無料や割引になる場合はどう入れますか?
A. 幹事分をあらかじめ差し引いた金額を「合計金額」に入れ、幹事を人数から外してください。逆に幹事が多めに負担する場合は、幹事を「多く払う人」に含めて計算します。
Q. 女性を少なめにする設定にも使えますか?
A. 使えます。「多く払う人=男性、少なく払う人=女性」と読み替えるだけです。ただし性別で金額を変えるのは受け止め方が分かれるため、事前に一言合意しておくのが無難です。