計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
結婚式の二次会、会社の周年イベント、忘年会の立ち上がり——「最初の乾杯だけは全員のグラスを満たしたい」という場面で、幹事が最後まで悩むのがボトルの手配数です。この計算機は参加人数・1人あたりの杯数・ボトル容量・1杯に注ぐ量という4つの数字を入れるだけで、乾杯の場を回すのに必要な総量と本数を弾き出します。会場に持ち込む数量の見積もり、見積書の突き合わせ、当日の追加発注の判断など、事前準備を短くするための道具として使ってください。なお本ページは会の進行に必要な量を把握するための情報であり、飲酒量を増やすことをすすめるものではありません。
式そのものは掛け算と割り算だけです。ポイントは最後に必ず切り上げる点。ボトルは0.4本といった買い方ができないため、端数が出た時点で1本増やす処理を入れています。
計算例①:20人・1人1杯・750mlボトル・1杯100ml(初期値)
総量=20 × 1 × 100 = 2,000ml。本数=2,000 ÷ 750 = 2.67 → 切り上げて3本。1本でまかなえる人数は750 ÷ 100 = 7.5 → 切り捨てて7人分です。3本で21杯分になり、20人に1杯ずつ行き渡って1杯余る、という読み方になります。
計算例②:40人・1人1杯・1500mlのマグナム・1杯100ml
総量=40 × 1 × 100 = 4,000ml。本数=4,000 ÷ 1500 = 2.67 → 切り上げて3本。1本でまかなえる人数は1500 ÷ 100 = 15人分。同じ4,000mlでも750mlボトルなら6本必要です。
なお本ツールは、100未満の数値を小数第1位まで表示する仕様です。そのため画面上は「3.0 本」「7.0 人分」のように末尾に .0 が付いて見えますが、これは表示上の桁数であり、実際に手配する数は切り上げ後の整数(3本・7人分)と読んでください。
もっともよく使う条件(750mlボトル・1杯100ml・1人1杯)で、人数ごとの必要量と本数を並べました。右端は同じ条件で「1人2杯」に増やした場合の本数です。数字はすべて本ツールの式(切り上げ)で算出しています。
| 注ぐ人数 | 必要な総量 | 750mlで何本 | 1人2杯なら |
|---|---|---|---|
| 6人 | 600ml | 1本 | 2本 |
| 10人 | 1,000ml | 2本 | 3本 |
| 20人 | 2,000ml | 3本 | 6本 |
| 30人 | 3,000ml | 4本 | 8本 |
| 40人 | 4,000ml | 6本 | 11本 |
| 50人 | 5,000ml | 7本 | 14本 |
| 60人 | 6,000ml | 8本 | 16本 |
| 80人 | 8,000ml | 11本 | 22本 |
| 100人 | 10,000ml | 14本 | 27本 |
「注ぐ量を20ml変えたら何が変わるのか」を掴むための表です。1本から取れる杯数(切り捨て)を、代表的な容量ごとに並べました。1杯を100mlから80mlに変えるだけで、750ml1本あたり2杯分増える計算になります。
| 1杯の量 | 375ml(ハーフ) | 750ml(フル) | 1500ml(マグナム) |
|---|---|---|---|
| 60ml | 6人分 | 12人分 | 25人分 |
| 80ml | 4人分 | 9人分 | 18人分 |
| 100ml | 3人分 | 7人分 | 15人分 |
| 120ml | 3人分 | 6人分 | 12人分 |
| 150ml | 2人分 | 5人分 | 10人分 |
Q. 予備は何本くらい上乗せしておけばよい?
A. 結果カードの「2杯目まで用意すると」の値が上限側の目安になります。20人・1杯100mlなら乾杯だけで3本、2杯目まで見込むと6本。追加が難しい会場ほど上限側で、近くに買い足せる店がある会場なら乾杯分ちょうどで組んで構いません。
Q. 1杯の量は何mlで見積もるのが無難?
A. 全員に行き渡らせることを優先するなら、控えめの80〜100mlで計算すると読みが安定します。グラスの容量いっぱいまで注ぐ前提だと、注ぎ手ごとのばらつきで最後の数人分が足りなくなりがちです。100ml→120mlに変えるだけで20人分の必要量は2,000ml→2,400mlに増え、750ml換算で3本が4本になります。
Q. 立食と着席で数字は変わる?
A. 計算式は同じですが、実務上は立食のほうが注ぎ手が回りきれず乾杯までに時間がかかります。人数が多い立食では、乾杯前に全グラスへ注いでおく「事前注ぎ」が前提になることが多く、その場合は1杯の量が固定されるため見積もり精度は上がります。着席なら卓数×1卓あたりの人数で本数を割り振ると、当日の配置がそのまま発注書になります。
Q. マグナム1本と750ml2本、どちらが扱いやすい?
A. 総量は同じ1,500mlでも、大きい容器は1本あたりの重量が増え、注ぎ回りの体力を要求します。人手が少ない会では小さい容器を複数のほうが並行して注げて速く終わります。逆に、演出として登場させたい場合や保冷スペースが限られる場合は大容量が有利です。
Q. 余った分はどうするのが正しい?
A. 開栓した炭酸系は泡が抜けるため、その日のうちに使い切る前提で組むのが基本です。未開栓のまま余りそうなら、返品・返却の可否を発注時に確認しておくと無駄が出ません。持ち帰りに回す場合も、持ち帰る方が運転者でないことを必ず確かめてください。
Q. ノンアルコール分はこの計算機で数えられる?
A. 数えられます。人数欄に「ノンアルコールを飲む人数」を入れ、ボトル容量に使う飲料の容量(750mlのノンアルスパークリング、1000mlの紙パックなど)を入れれば、同じ式で必要本数が出ます。アルコール分とノンアルコール分を2回に分けて計算し、それぞれの本数を発注メモに書き出すのがおすすめです。