GPUの消費電力から月・年間コストを概算
単純化した目安です。実際の条件でご確認ください。
自宅のパソコンでAIモデルを動かす「ローカルAI」は、クラウドの利用料がかからない一方で、GPUをフル稼働させると電気をかなり消費します。「1日数時間まわしたら、電気代は月いくらになるのか」を、GPUの消費電力・その他機器の電力・稼働時間・電気単価・稼働日数を入れるだけで概算できるのがこのツールです。合計消費電力や1日・1か月の電力量、年間コストまでまとめて表示するので、導入前の見積もりや、稼働時間を減らすべきかどうかの判断材料に使えます。
計算はシンプルな四則演算です。まず合計電力(kW)=(GPU+その他)÷1000でワットをキロワットに直します。次に1日の電力量(kWh)=合計電力×稼働時間、月の電力量=1日の電力量×稼働日数と積み上げ、最後に電気代=月の電力量×電気単価で月額を求めます。年間コストは月額を12倍した目安です。
計算例①:GPU350W+その他150W・1日6時間・30日・30円/kWh
合計電力=(350+150)÷1000=0.5kW。1日の電力量=0.5×6=3kWh。月の電力量=3×30=90kWh。電気代=90×30=2,700円。年間では約32,400円が目安です。
計算例②:GPU250W+その他100W・1日3時間・20日・28円/kWh
合計電力=0.35kW。1日の電力量=0.35×3=1.05kWh。月の電力量=1.05×20=21kWh。電気代=21×28=588円。使い方を絞れば月数百円台に収まることもあります。
Q. GPUの消費電力がわかりません。
A. GPUの仕様に書かれた定格電力(TDP)が目安になります。ただし常にその値まで使うわけではなく、負荷が軽いときは下がります。モニタリングツールで実際の消費電力を見て、平均的な値を入れるとより実態に近づきます。
Q. ローカルAIとクラウドAPIはどちらが安いですか?
A. 使う量や頻度によって変わります。毎日長時間まわすならローカルの電気代が有利になりやすく、たまにしか使わないなら都度課金のクラウドAPIのほうが安く済むこともあります。本体の購入費も含めて総額で比べるのが目安です。ここでは電気代だけを概算しています。
Q. 実際の電気代とズレるのはなぜですか?
A. GPUは処理中と待機中で消費が大きく変わり、電源の変換効率や冷却の電力も加わります。電気料金も基本料金や段階単価、燃料費調整などで単価が一定でないため、このツールの結果はあくまで簡易な目安とお考えください。