計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
「あと半年、毎日これくらいやったら、結局どのくらい積み上がるんだろう」——受験勉強の計画でいちばん見えにくいのが、この「合計」です。1日3時間という数字は実感しやすいのに、本番までかけ算した総量は把握しないまま走り出してしまいがち。このツールは、試験の月日と平日・休日それぞれの1日の勉強時間を入れるだけで、本番当日までに積み上がる総勉強時間の目安を出します。残り日数と平日・休日の内訳、「休日をあと2時間増やしたら総量がどう変わるか」も同時に表示します。志望校を決める道具ではなく、いま立てている計画が何時間ぶんなのかを一度そろえて見るための道具です。
まず残り日数を出し、平日と休日に振り分けてから、それぞれの時間をかけて足すだけです。
休日を「7日のうち2日」と機械的に割り振るのがポイントです。祝日や長期休暇は考慮していないので、夏休み・冬休みをまたぐ期間では実際の休日がこれより多くなります。
検算例①:残り120日、平日3時間・休日8時間
休日日数=120×2÷7=34.28…→34日、平日日数=120−34=86日。総勉強時間=86×3+34×8=258+272=530時間。休日を10時間にすると86×3+34×10=598時間で、差は68時間です。
検算例②:残り90日、平日2時間・休日5時間
休日日数=90×2÷7=25.71…→26日、平日日数=64日。64×2+26×5=128+130=258時間。日数は平日が2.5倍多いのに、総量は平日ぶんと休日ぶんがほぼ並びます。
残り日数と「平日/休日」の組み合わせごとの総勉強時間です(上の式で算出。単位=時間)。自分のペースが表のどこにあるか探してみてください。
| 残り日数 | 平日2/休日4 | 平日3/休日8 | 平日5/休日10 |
|---|---|---|---|
| 30日 | 78.0 | 135 | 195 |
| 90日 | 232 | 400 | 580 |
| 120日 | 308 | 530 | 770 |
| 180日 | 462 | 795 | 1,155 |
| 365日 | 938 | 1,615 | 2,345 |
「休日が何日残っているか」も単独で見る価値があります。過去問1年分を通しで回せるのは、たいてい休日だからです。
| 残り日数 | 平日日数 | 休日日数 |
|---|---|---|
| 90日 | 64日 | 26日 |
| 180日 | 129日 | 51日 |
| 365日 | 261日 | 104日 |
総勉強時間は、他人と比べるための数字ではありません。いまの計画の容量を知り、そこに何を入れるかを決めるための数字です。使い道は3つに分けられます。
大切な前提なので、はっきり書いておきます。この計算結果は合否の予測でも、まして保証でもありません。実際の合否は、当日の得点・その年の出題・配点方式・受験者層で決まります。勉強時間が多ければ受かる/少なければ落ちる、という単純な関係はありません。同じ100時間でも、苦手分野を潰した時間と得意分野を眺めた時間では結果が違います。
そして、出てきた数字を「あきらめる理由」にはしないでください。残り日数が少なくても総量が小さくても、それは「何を優先するかを決める材料が手に入った」という意味しかありません。時間が限られていると分かったなら、やることを絞れます。むしろ絞るための情報です。志望校や出願の最終判断はこの数字だけで決めず、必ず学校や塾の先生、保護者の方と相談しながら進めてください。
また、不安が強いときは、この手の数字を何度も見直さなくて大丈夫です。カウントダウンを眺めても総量は増えません。計画を立て直すときに一度だけ開いて、あとは閉じておく——それでじゅうぶん役に立ちます。
Q. 年を入力する欄がないのはなぜ?
A. 次に訪れるその日付を自動で選ぶ仕組みだからです。8月に「2月25日」と入れれば翌年2月25日までの日数で計算されます。2年後の試験など1年より先には対応していません。
Q. 夏休みや冬休みは反映されますか?
A. されません。休日は一律「7日のうち2日」です。長期休暇をまたぐ計画では自由時間がこれより多くなるので、休みの期間だけ別途計算して足すと実態に近づきます。
Q. 「休日+2時間」の値が、思ったほど増えないのですが。
A. 増分は「休日日数×2時間」ぶんなので、残り期間が短いほど小さくなります。残り30日なら休日は9日、増分は18時間。同じ努力でも早く始めたほうが効きが大きいということです。
Q. 総勉強時間の「合格に必要なライン」はいくつですか?
A. 一律の目安は出せませんし、断定するべきでもありません。必要量は志望先・現在の学力・科目数で変わり、同じ学校でも年度や実施回で条件が変わります。合格ラインや配点は必ず最新の募集要項でご確認ください。このツールが答えられるのは「いまの計画だと何時間か」までです。
Q. 0.5時間刻みの入力を活かすコツは?
A. 1時間刻みに丸めると実態から離れます。半端な値をそのまま入れるほうが、積み上げたときの総量が現実に近くなります。残り100日・平日2.5時間・休日6時間なら、71×2.5+29×6=177.5+174=351.5時間で、表示は352時間です。