計算結果は一般的な計算式による目安です。競技のルールや大会・用具の規定により実際とは異なる場合があります。
サッカーの守備を振り返るとき、「今シーズンはよくパスを引っかけられた気がする」という感覚だけでは、去年の自分ともチームメイトとも比べられません。合計回数を試合数で割って1試合あたりに直せば、出場試合数が違う相手とも同じ土俵に並べられます。このページの計算機は、その割り算をその場でやって「◯.◯回/試合」の形に整えるだけの道具です。前半戦だけ、リーグ戦だけ、といった具合に、切り出す期間を自分で決めて入力できます。
式は1行です。1試合平均インターセプト = インターセプト数 ÷ 試合数。ただし画面に出る数字には表示上の決まりがあり、知らないと「入力を変えたのに動かない」「急に桁が増えた」と戸惑うことがあります。
計算例①:50回・25試合
50 ÷ 25 = 2.0。1.0以上なので小数第1位まで表示され、2.0回/試合となります。
計算例②:18回・12試合
18 ÷ 12 = 1.5。表示は1.5回/試合。1回増えて19回になると 19÷12=1.5833… で「1.6」に上がります。
計算例③:9回・20試合
9 ÷ 20 = 0.45。1.0未満なので3桁表示になり、0.450回/試合と出ます。
縦が合計回数、横が試合数です。表の値は計算機が実際に表示する形(1.0以上は小数第1位、1.0未満は小数第3位)で載せています。
| 合計回数\試合数 | 5試合 | 10試合 | 20試合 | 38試合 |
|---|---|---|---|---|
| 5回 | 1.0 | 0.500 | 0.250 | 0.132 |
| 10回 | 2.0 | 1.0 | 0.500 | 0.263 |
| 20回 | 4.0 | 2.0 | 1.0 | 0.526 |
| 40回 | 8.0 | 4.0 | 2.0 | 1.1 |
| 60回 | 12.0 | 6.0 | 3.0 | 1.6 |
| 80回 | 16.0 | 8.0 | 4.0 | 2.1 |
今の平均を維持したとき、期間の終わりに合計がいくつになるかを見る表です。「残り試合を今のペースで行けばどこまで積み上がるか」の確認に使えます。合計回数は概数です。
| 1試合平均(表示) | 10試合で | 20試合で | 34試合で | おおよその体感 |
|---|---|---|---|---|
| 0.500 | 5回 | 10回 | 17回 | 2試合に1回 |
| 0.800 | 8回 | 16回 | 約27回 | ほぼ毎試合1回に近い |
| 1.0 | 10回 | 20回 | 34回 | 毎試合1回 |
| 1.5 | 15回 | 30回 | 51回 | 2試合で3回 |
| 2.0 | 20回 | 40回 | 68回 | 毎試合2回 |
| 2.5 | 25回 | 50回 | 85回 | 2試合で5回 |
気をつけたいのは分母(試合数)が小さいときの不安定さです。1回増えたときの動き幅は1 ÷ 試合数で求まります。試合数が少ないほど1プレーの重みが大きくなります。
3試合と38試合では、同じ「1回」の重みが10倍以上違います。数試合しか消化していない段階の高い平均は、たまたま相手が横パスを多用するチームだった、という程度の理由でも生まれます。少なくとも二桁の試合数がたまってから傾向を語る、くらいに構えておくと読み違えが減ります。
「1試合◯回以上なら優秀」という万能の線引きはありません。カテゴリ・年代・レベル・チームの守り方で出やすい値が変わるためです。比べるなら次の順で条件をそろえます。
なお、数値の高低だけで選手の良し悪しを決めるのは避けたいところです。相手のパスコースを塞いで出させなかった守備は、1回も記録に残りません。「奪った回数」は守備の一部分にすぎない、という前提は持っておいてください。
Q. 途中出場の試合も1試合として数えていい?
A. 数えても構いませんが、平均は下がる方向に効きます。10分の出場も90分フル出場も等しく「1試合」だからです。偏りが気になるなら、先発試合だけを対象にする、合計出場時間を90で割った値を試合数欄に入れて「90分あたり」に読み替える、といった手もあります。どの方法でも、期間をまたぐときは同じルールで通してください。
Q. 平均が「0.750」のように3桁で出るのはなぜ?
A. 1.0未満の値だけ小数第3位まで表示する仕様だからです。0.7と0.75は意味がかなり違うのに、小数第1位で丸めると潰れてしまいます。値が小さい領域ほど細かい差が読めるよう桁数を増やしています。
Q. インターセプトとタックルやクリアの線引きは?
A. 一般には、相手のパスを受け手に届く前にコースへ入って奪ったものがインターセプト、保持しているボールに直接アプローチして奪ったものがタックル、危険回避で大きく蹴り出したものがクリアと分けられます。境目のプレーは判断が割れるため、自分で記録をつけるなら判定基準を1つ決め、シーズン中は変えないことが大切です。
Q. 別々のリーグの数字を並べても大丈夫?
A. 参考程度にとどめてください。集計する団体やデータ会社ごとに認定基準が違うため、出典の異なる数字を並べても、その差が実力差なのか集計基準の差なのかは切り分けられません。
Q. 数字を上げるには練習量を増やせばいい?
A. 練習の量や強度をここで推奨することはできません。適切な負荷は年齢・体格・コンディション・競技歴で大きく変わります。取り組み方は指導者と相談して決め、痛みや違和感、強い疲労があるときは無理をせず休んでください。体調に不安があれば医療機関の判断を優先してください。
Q. 平均が下がった=守備が悪くなった、と考えていい?
A. そうとは限りません。チームが前からプレスをかけて相手にパスを回させなくなれば、カットする対象のパス自体が減ります。数字が下がった理由は、自分側の変化と相手・戦術側の変化に分けて考えてみてください。