サッカーの保持時間からポゼッション率を求める
一般的な定義に基づく計算です。大会規定をご確認ください。
サッカーの試合中継でよく耳にする「ボール支配率(ポゼッション率)」は、その試合で自チームがボールを保持していた時間の割合を示す指標です。このツールは、自チームと相手のボール保持時間(分)を入力するだけで、支配率をパーセントで計算します。試合を分析したいファン、自分たちのスタイルを数字で振り返りたい選手、チームの傾向を把握したいコーチが、感覚だけでなく数値でボールの主導権を確認するための道具として使えます。特定のチームや選手を対象にしたものではなく、一般的な定義に沿った純粋な計算ツールです。
ボール支配率は、支配率=自チームの保持時間÷(自チーム+相手の保持時間)×100で求めます。分母はボールがどちらかのチームに支配されていた合計時間で、そのうち自チームが占めた割合を百分率にしたものです。相手の支配率は100−自チームの支配率、または同じ式の分子を相手の保持時間に置き換えても求まります。
計算例:自チーム55分・相手35分
合計=55+35=90分。自チームの支配率=55÷90×100=約61.1%。相手の支配率=35÷90×100=約38.9%(=100−61.1)。この試合では自チームが6割ほどボールを持っていた、という読み取りになります。実際のスタッツでは、ボールがどちらのものでもない「ルーズボール」の時間を除いて集計する方式もあり、団体や計測ツールによって数値が少し変わることがあります。
Q. 支配率が高いほど強い・有利ということですか?
A. 必ずしもそうとは言えません。支配率はあくまでボールを持っていた時間の割合を示す指標で、得点やシュートの質を表すものではありません。相手にわざとボールを持たせ、素早いカウンターで得点を狙うスタイルもあり、支配率が低くても勝つチームは数多くあります。
Q. 保持時間はどうやって測ればいいですか?
A. 一般的には、ボールが片方のチームの選手にコントロールされている時間を積み上げます。市販のスタッツアプリや試合分析ソフトが自動で計測してくれることが多く、その数値を入力すればこのツールで支配率を確認できます。手動で測る場合はストップウォッチで各チームの保持を計り、合計を求めます。
Q. パス本数で出す支配率とは違うのですか?
A. はい、算出方法が異なります。このツールは保持「時間」から求める方式ですが、テレビ中継などでは両チームのパス(またはボールタッチ)本数の割合で支配率を出すこともあります。方式が違えば同じ試合でも数値が変わるため、どの基準で計算されたものかを意識すると比較しやすくなります。