計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
庭やベランダに流し台を組んで、家族や親戚でそうめんを流す——楽しい行事ですが、直前に困るのが「何束ゆでればいいのか」「めんつゆは何本買っておけばいいのか」です。流しそうめんは、途中で追加をゆでに戻ると流れが止まってしまうため、最初に総量を読んでおくことが成功のカギになります。この計算機は、参加人数・1人前の束数・めんつゆの濃縮倍率の3つを入れるだけで、必要な束数、乾麺の総重量、ストレート換算のつゆ量、実際に買う原液の量までを一度に出します。
やっていることは掛け算と割り算だけです。仕組みを知っておくと、結果を自分の状況に合わせて手直ししやすくなります。
計算例①:6人で、ひとり2束、3倍濃縮のつゆを使う
束数=6×2=12束。乾麺=12×50=600g。つゆはストレート換算で6×100=600mL、これを3倍濃縮でまかなうので原液は600÷3=200mLです。あとは原液200mLに水400mLを足せば、ストレート600mL分になります。
計算例②:4人で、ひとり2束、2倍濃縮のつゆを使う
束数=4×2=8束、乾麺=400g。つゆはストレート換算400mL、原液は400÷2=200mLで、市販の500mLボトル1本で足ります。「2倍濃縮だから2倍いる」と勘違いすると倍量になるので、割り算である点に注意してください。
もっともよく使う「ひとり2束」で計算した値です。つゆの原液は3倍濃縮を使ったときの量を載せています。
| 人数 | 束数 | 乾麺の重量 | つゆ(ストレート換算) | 3倍濃縮の原液 |
|---|---|---|---|---|
| 1人 | 2束 | 100g | 100mL | 33.3mL |
| 2人 | 4束 | 200g | 200mL | 66.7mL |
| 3人 | 6束 | 300g | 300mL | 100mL |
| 4人 | 8束 | 400g | 400mL | 133mL |
| 5人 | 10束 | 500g | 500mL | 167mL |
| 6人 | 12束 | 600g | 600mL | 200mL |
| 8人 | 16束 | 800g | 800mL | 267mL |
| 10人 | 20束 | 1,000g | 1,000mL | 333mL |
同じ人数でも、手元のつゆが何倍濃縮かで買う量は大きく変わります。倍率が上がるほど必要な原液は減ります。
| 人数 | ストレート換算 | 2倍濃縮 | 3倍濃縮 | 4倍濃縮 |
|---|---|---|---|---|
| 4人 | 400mL | 200mL | 133mL | 100mL |
| 6人 | 600mL | 300mL | 200mL | 150mL |
| 8人 | 800mL | 400mL | 267mL | 200mL |
| 10人 | 1,000mL | 500mL | 333mL | 250mL |
どの数字も目安です。濃さの好みや、氷が溶けて薄まる分で消費量は前後します。心配なら1〜2割足しておくと途中でつゆ切れを起こしません。希釈の割合を細かく詰めたいときはだしの希釈・割合計算も併せて使ってください。
なお束の重さは商品ごとに違います。買う袋の「内容量 ÷ 束数」を確かめ、50gからずれる場合は「1人前」の値で調整してください(1束100gの商品で100g食べたいなら1束と入力)。
Q. 「3倍濃縮」なのに原液が少なくていいのはなぜ?
A. 濃縮倍率は「水で何倍に薄めるか」を表す数字だからです。3倍濃縮の原液100mLは、水200mLを足してストレート300mL分になります。必要な原液は「ストレート換算 ÷ 倍率」。掛けるのではなく割る、と覚えてください。
Q. ストレートつゆをそのまま使うときは?
A. 濃縮倍率の欄を1にすれば、原液欄がストレート換算と同じ値になります。市販品は1本500mLが多いので、6人(600mL)なら2本が目安です。
Q. ひやむぎやうどんでも使える?
A. 束数の考え方は流用できますが、このツールは1束50gで換算しています。乾麺うどんは1束が重い商品もあるため、袋の表示を確認して「1人前」の数値で調整してください。行事ごとの分量なら年越しそばの必要量計算が便利です。
Q. 束数が「8.0束」と小数で出るのはなぜ?
A. 100未満の数値を小数第1位まで表示する仕様のためで、8.0束は8束のことです。1人前を1.5束のように小数で入れても正しく合計されます。
Q. 何回かに分けてゆでる場合、麺はどう置いておく?
A. 氷水に長時間浸けたままだと水を吸って食感が落ちます。ざるに上げて水気を切り、小分けにして流す直前に冷水へくぐらせる進め方が扱いやすいです。屋外では麺もつゆも出しっぱなしにせず低温を保ち、早めに食べきってください。
Q. つゆは前日に作っておける?
A. 希釈したつゆは原液より傷みやすくなります。前もって薄めるなら冷蔵庫で保管し、当日中に使い切るつもりで扱ってください。屋外に出した分を後から容器へ戻さない、においや味に異変を感じたら口にしない、が基本です。日持ちの日数は一律に決められないので、製品の表示と保管状況で判断してください。