計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
お好み焼きの失敗は、たいてい買い出しの時点で決まっています。粉を1袋買ったものの半分以上余った、キャベツを1玉買ったのに全然足りなかった、卵を割ろうとしたら冷蔵庫に2個しかなかった——こうした読み違いが起きるのは、材料が粉はg、キャベツは玉、卵は個とバラバラの単位で売られているからです。この計算機は、その換算をまとめて引き受けます。入れるのは「何人で食べるか」と「1人が何枚食べるか」の2つだけ。あとは総枚数・粉のg数・キャベツのg数・卵の個数が同時に並ぶので、売り場に立ったままかごに入れる量を決められます。
式は単純で、直径18〜20cmほどの家庭サイズ1枚を基準にしています。
試しに1つ通してみます(4人・1人1.5枚)
総枚数は 4 × 1.5 = 6.0枚。粉は 6 × 50 = 300g、キャベツは 6 × 100 = 600g、卵は 6個。粉は400g前後の袋1つで足り、キャベツは中玉1玉(正味800g前後)でおつりがきて、卵は10個パック1つで収まる——という買い物の絵がここで描けます。6人・1人2枚なら総枚数 12.0枚、粉 600g、キャベツ 1,200g、卵 12個で、キャベツは中玉2玉が要る規模だと即座に分かります。
よく使う条件を並べました。表示はこの計算機と同じ丸め方です。
| 人数 | 総枚数 | 粉 | キャベツ | 卵 |
|---|---|---|---|---|
| 2人 | 3.0枚 | 150g | 300g | 3個 |
| 3人 | 4.5枚 | 225g | 450g | 5個 |
| 4人 | 6.0枚 | 300g | 600g | 6個 |
| 5人 | 7.5枚 | 375g | 750g | 8個 |
| 6人 | 9.0枚 | 450g | 900g | 9個 |
| 10人 | 15.0枚 | 750g | 1,500g | 15個 |
同じ4人でも、枚数を変えると必要量はここまで動きます。
| 1人の枚数 | 総枚数 | 粉 | キャベツ | 卵 |
|---|---|---|---|---|
| 1.0枚 | 4.0枚 | 200g | 400g | 4個 |
| 1.5枚 | 6.0枚 | 300g | 600g | 6個 |
| 2.0枚 | 8.0枚 | 400g | 800g | 8個 |
| 3.0枚 | 12.0枚 | 600g | 1,200g | 12個 |
この数字だけが主観に左右されます。以下は一般的な目安で、食べる人の体格や当日の献立で上下します。
量が決まっても、次に効いてくるのはこの3つです。ここを外すと、材料が正しくても仕上がりが崩れます。
Q. お好み焼き粉ではなく薄力粉でも、この粉の量をそのまま使える?
A. 粉の重さとしては同じ量で問題ありません。ただし市販のお好み焼き粉にはだしやふくらし粉、山芋粉などが入っています。薄力粉で作るなら、だしの素や山芋のすりおろしを別に足すと近い食感に。粉の量は変えず、足す副材料の分だけ水分を控えめにするのがコツです。
Q. キャベツ1玉は何gくらい? 表のg数から玉数がわかりません。
A. 中玉で1,000〜1,200g、芯を除いた正味で800〜1,000gあたりが目安です(季節と産地で幅があります)。表の値を正味800gで割れば必要な玉数が出ます。6人ぶん900gなら中玉1玉強、10人ぶん1,500gなら2玉が安全圏。春キャベツは水分が多く、同じgでも生地がゆるみやすくなります。
Q. 総枚数が「4.5枚」のような半端な数になったときは?
A. 端数はそのまま表示されます。粉とキャベツの量は端数のままで正しいので、そのg数を買っておけば、当日「4枚を大きめ」「5枚を小さめ」のどちらに転んでも困りません。卵だけは切り上げで5個と出ます。
Q. 豚肉やイカ、天かすの量は出ないの?
A. 具は好みの振れ幅が大きすぎるため、このツールは粉・キャベツ・卵の3本柱に絞っています。豚バラなら1枚あたり2〜3枚(約30〜40g)を目安に総枚数を掛ければほぼ足ります。天かすや紅生姜は「ひとつまみ×枚数」で買い足しの判断がつきます。
Q. 関西風と広島風で必要量は変わる?
A. 変わります。この計算機が想定しているのは、生地とキャベツを混ぜて焼く関西風です。広島風は薄い生地にキャベツを山盛りに載せるため粉は少なくキャベツは多くなります。粉の表示量を半分程度に読み替え、キャベツは1.5倍前後を見ておくと近づきます。加えて焼きそば玉が1枚1玉必要です。
Q. 生地は前日に作っておける?
A. 粉と液体だけの生地を冷蔵で寝かせる作り方はありますが、キャベツを混ぜた状態で長く置くのは避けてください。水が出て仕上がりが変わります。卵を含む生地は冷蔵で保管し、早めに使い切るのが無難です。においや見た目に異変を感じたら使わないでください。
同じホットプレートを囲む献立なら たこ焼きパーティーの材料計算 が同じ考え方で使えます。粉の量を体積で書いたレシピに当たったときは 調味料のmL⇔g換算 で重さに直すと、この表のg数とそのまま突き合わせられます。