📖 音名⇔周波数の使い方と解説
音名(CやA4など)を入力すると、その音の周波数(Hz)を計算します。A4=440Hzを基準とした平均律で、楽器のチューニングや音響の確認、耳コピのヒントに使えます。
使い方
- 音名:C・D・E…などのアルファベットを選びます(半音は♯/♭で指定)。
- オクターブ:数字で指定します。中央のドはC4、基準音はA4です。
- 基準ピッチ:通常はA4=440Hzですが、442Hzなどに変えても計算できます。
- 読み取り方:結果のHz値が、その音の高さ(振動数)です。数値が大きいほど高い音になります。
計算のしくみ・計算式
平均律では1オクターブ(12半音)で周波数がちょうど2倍になります。1半音あたりの比率は「2の12乗根(約1.05946倍)」です。基準音A4=440Hzから数えて n 半音離れた音の周波数は、次の式で求められます。
周波数 = 440 × 2^(n/12)(n はA4からの半音数。上が+、下が−)
- 例1:A4の1半音上 A♯4 → 440 × 2^(1/12) ≒ 466.16Hz
- 例2:1オクターブ上 A5 → 440 × 2^(12/12) = 880Hz
- 例3:中央のド C4(A4の9半音下) → 440 × 2^(−9/12) ≒ 261.63Hz
よくある質問
Q. なぜA4=440Hzが基準なの?
A. 440Hzは1939年に国際的な標準ピッチとして定められ、ISO 16でも規定されています。オーケストラでは442Hzなど、やや高めを使う団体もあります。
Q. ♯(シャープ)と♭(フラット)は同じ周波数?
A. 平均律では同じです。例えばA♯4とB♭4はどちらも約466.16Hzになります(異名同音)。純正律など他の音律では微妙に異なります。
Q. オクターブが1つ上がると周波数はどうなる?
A. ちょうど2倍になります。A4が440Hzなら、A5は880Hz、A3は220Hzです。
知っておくと役立つこと
- チューナーが手元にないときは、計算した周波数のサイン波を鳴らせば簡易的な基準音として使えます。
- ギターの開放弦は低い順にE2(約82.41Hz)・A2・D3・G3・B3・E4で、数値を覚えておくと調弦の確認に便利です。
- 同じ音名でもオクターブ違いの音は周波数が2のべき乗倍の関係にあり、人の耳には「同じ高さの仲間」として響きます。