部屋に合う適正サイズを自動診断・無料
※木造(南向き和室)と鉄筋(南向き洋室)の一般的な目安。実際の適用畳数は機種により異なります。
入力した畳数・構造から、冷房は木造約0.22kW/畳・鉄筋約0.16kW/畳、暖房は木造約0.27kW/畳・鉄筋約0.20kW/畳を目安に必要能力を算出し、市販の能力クラス(2.2〜7.1kW)へ丸めて表示します。最上階・西日などの条件で補正します。あくまで目安としてご利用ください。
「6畳の寝室に8畳用を付けたら効きすぎて電気代がもったいない気がする」「リビング14畳に何kWを選べば真夏でも冷えるのか分からない」——エアコンは数年に一度しか買わないため、いざ選ぶときにkW表示と畳数表示のどちらを信じればいいのか迷う人がとても多い家電です。このツールは、部屋の広さ(畳数)・建物の構造・西日や最上階といった条件を選ぶだけで、その部屋に本当に合う冷房・暖房の能力(kW)と「○畳用」クラスを自動で割り出します。引っ越し、リフォーム、買い替え、新築時の機種選びで、店頭やネット通販のスペックを見比べる前のあたりを付けるのに役立ちます。
結果には「推奨能力(kW)」「○畳用クラス」に加えて、冷房めやすと暖房めやすのkWが別々に表示されます。購入の基準になるのは冷房側のクラスですが、暖房をよく使う家は暖房側の数字も必ず確認してください。
このツールは、市販エアコンの主要な能力クラス(2.2/2.5/2.8/3.6/4.0/5.6/6.3/7.1kW)それぞれに「木造で何畳まで・鉄筋で何畳までカバーできるか」という適用畳数表を持っています。基本の考え方はシンプルです。
① 実効畳数 = 部屋の畳数 ×(1+条件補正の合計)
② 暖房の実効畳数 = 実効畳数 × 1.2(暖房は外気との温度差が大きく負荷が重いため2割増し)
③ その実効畳数を、選んだ構造(木造/鉄筋)の適用畳数でカバーできる最小のクラスを採用
条件補正の内訳は、最上階+0.10、西日+0.08、天井が高い/吹き抜け+0.12、キッチン・熱源+0.08。複数該当すれば加算されます。
例1:鉄筋マンションの8畳寝室(条件なし)
実効畳数=8×(1+0)=8畳。鉄筋の適用畳数表で「8畳以上をカバーできる最小クラス」を探すと、2.2kW(鉄筋〜9畳)がちょうど8畳をカバーします。よって推奨は2.2kW=「6畳用」クラス。暖房側は8×1.2=9.6畳相当となり、鉄筋で9.6畳をカバーするのは2.5kW(鉄筋〜10畳)なので暖房めやすは2.5kW。断熱の良いマンションなら、製品表示が「6畳用」でも8畳の寝室に十分というわけです。
例2:木造戸建ての12畳リビング+西日あり
実効畳数=12×(1+0.08)=12.96畳。木造の適用畳数表で12.96畳以上をカバーする最小クラスは、3.6kW(木造〜10畳)では足りず、4.0kW(木造〜11畳)でもまだ足りず、5.6kW(木造〜15畳)=「18畳用」クラスが必要になります。暖房側は12.96×1.2=15.55畳相当で、木造15畳をカバーするのも5.6kWクラス。西日が強い木造リビングは、畳数だけ見て「12畳用(4.0kW)」を選ぶと真夏に力不足になりやすい、という典型例です。
| 能力(kW) | クラス表示 | 木造の目安 | 鉄筋の目安 |
|---|---|---|---|
| 2.2 | 6畳用 | 〜6畳 | 〜9畳 |
| 2.5 | 8畳用 | 〜7畳 | 〜10畳 |
| 2.8 | 10畳用 | 〜8畳 | 〜12畳 |
| 3.6 | 12畳用 | 〜10畳 | 〜15畳 |
| 4.0 | 14畳用 | 〜11畳 | 〜17畳 |
| 5.6 | 18畳用 | 〜15畳 | 〜23畳 |
| 6.3 | 20畳用 | 〜17畳 | 〜26畳 |
| 7.1 | 23畳用 | 〜20畳 | 〜30畳 |
同じ2.8kWでも「木造なら8畳まで、鉄筋なら12畳まで」と幅があるのがポイントです。カタログの「冷房8〜12畳」という幅表記は、まさにこの木造側〜鉄筋側を示しています。
Q. カタログの「冷房6〜9畳」のように畳数に幅があるのはなぜ?
A. 小さい数字が木造、大きい数字が鉄筋(断熱の良い住宅)の目安です。同じ能力でも断熱が良い部屋ほど広い面積をカバーできるため幅で書かれています。自分の部屋の構造に合う側の数字で判断してください。
Q. 能力は大きいほど安心ですか?
A. 必ずしもそうではありません。大きすぎると本体価格が上がるうえ、短時間で設定温度に達して運転が頻繁に止まり、除湿が効きにくく逆に蒸し暑く感じることがあります。小さすぎれば真夏・真冬に能力不足。部屋に合ったサイズが最も効率的で電気代も抑えられます。
Q. 冷房と暖房、どちらの数字で選べばいい?
A. 一般地域では冷房クラスが購入の基準で問題ありません。ただし寒冷地や暖房を主に使う家では、暖房側の必要kWの方が大きく出るため、暖房の対応畳数を満たすクラスを選ぶと冬の力不足を避けられます。本ツールは暖房めやすも別表示しているので両方を確認してください。
Q. 木造か鉄筋か迷うとき(高気密の戸建てなど)は?
A. 構造そのものより「断熱・気密の実力」で判断します。築浅の高気密高断熱住宅なら鉄筋側、築古の木造アパートやすき間風のある和室なら木造側を選ぶと実態に合います。判断に迷う場合は、安全側の木造を選んでおくと能力不足になりにくいです。
Q. 部屋がm²でしか分かりません。
A. 1畳=約1.62m²で換算してください。たとえば16m²なら16÷1.62≒9.9畳、約10畳として入力します。広めに見積もる方が安全側です。