ウイスキーと炭酸の量・割合・度数の目安を計算
目安としてご利用ください。お酒は20歳になってから、適量を楽しみましょう。飲酒の判断は体調や公的機関の情報も参考にしてください。
家でハイボールを作るとき、「ウイスキーをどれくらい注げばいいのか」は目分量になりがちです。グラスの大きさが変われば必要な量も変わり、注ぐ量が変われば出来上がりの度数も変わります。この計算機は、グラス1杯で作る量(ml)と濃さ(ウイスキー:炭酸の比率)を指定するだけで、ウイスキーの量・炭酸水の量・完成時のアルコール度数の目安・氷の個数をまとめて表示します。狙いは味の再現だけではありません。自分がいま何をどれくらい飲んでいるのかを数字で把握するための道具として使えます。
合計量を「1+比率」で分け合う配分計算です。
ウイスキーは度数40%として計算しています。実際の度数は商品によって37%〜43%程度、あるいはそれ以上と幅があるため、あくまで目安です。ラベルの度数が40%から離れている場合は後述の方法で読み替えてください。
計算例①:350mlを標準(1:3)で作る
ウイスキー=350 ÷ 4 = 87.5ml。炭酸水=350 − 87.5 = 263ml(表示は四捨五入)。度数=87.5 × 0.4 ÷ 350 = 10.0%。氷=350 ÷ 120 = 2.9 → 3個。
計算例②:500mlを濃いめ(1:2.5)で作る
ウイスキー=500 ÷ 3.5 = 143ml。炭酸水=500 − 143 = 357ml。度数=143 × 0.4 ÷ 500 = 11.4%。氷=500 ÷ 120 = 4.2 → 4個。350mlから500mlへ増えると、同じ「濃いめ」でもウイスキーは約1.4倍。度数が同じでも飲んでいるお酒の総量は増えている点は見落とされがちです。
代表的なグラスサイズについて、3つの比率それぞれのウイスキー量と炭酸水量を計算機と同じ式・同じ丸め方で算出しました(単位はml)。
| 作る量 | 1:2.5 濃いめ | 1:3 標準 | 1:4 薄め | 氷 |
|---|---|---|---|---|
| 250ml | 酒71.4/炭酸179 | 酒62.5/炭酸188 | 酒50.0/炭酸200 | 2個 |
| 350ml | 酒100/炭酸250 | 酒87.5/炭酸263 | 酒70.0/炭酸280 | 3個 |
| 500ml | 酒143/炭酸357 | 酒125/炭酸375 | 酒100/炭酸400 | 4個 |
式を整理すると、完成の度数は作る量に関係なく比率だけで決まります(40 ÷(1+比率))。一方で体に入るアルコールの総量は作る量に比例して増えます。度数と総量は別物だという点をつかむため、純アルコール量(g)を併記しました。これは「お酒の量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8」で求める換算式で、記事側で追加計算した値です(計算機の表示項目ではありません)。
| 比率 | 完成の度数 | 純アルコール量(350ml) | 同(500ml) |
|---|---|---|---|
| 1:2.5(濃いめ) | 約11.4% | 約32.0g | 約45.7g |
| 1:3(標準) | 約10.0% | 約28.0g | 約40.0g |
| 1:4(薄め) | 約8.0% | 約22.4g | 約32.0g |
同じ「薄め」でも500mlで作れば、350mlの「濃いめ」と同じ約32gになります。濃さの表示だけで飲んだ量を判断すると実態とずれることが読み取れます。なお純アルコール量は健康リスクを判定する数値ではなく、量を比べるためのものさしにすぎません。
Q. 「作る量」に氷は含めますか?
A. 含めません。ウイスキーと炭酸水を合わせた液体の合計量を入れます。氷を先に入れたグラスでは実際に入る液体が容量より少なくなるため、氷ありで注げる量を測っておくと数字が合います。
Q. 手持ちのウイスキーが40%ではありません。どう読み替えますか?
A. 表示された度数に「実際の度数 ÷ 40」を掛けます。43%のウイスキーを1:3で使うなら(表示10.0%)、10.0 × 43 ÷ 40 = 約10.8%。ウイスキー量と炭酸水量の配分は度数と無関係なので、そのまま使えます。
Q. 氷が溶けると度数は下がりますか?
A. 下がります。この計算機の度数は溶ける前の値で、氷から出た水は分母に入っていません。ただし飲んだアルコールの総量そのものは変わりません。薄まっても摂取量は減らない、という点は混同しやすいところです。
Q. 比率の「1:3」は体積の比ですか、重さの比ですか?
A. 体積(ml)の比です。計量にはメジャーカップや大さじ(15ml)が使えます。1:3・350mlのウイスキー87.5mlは大さじ約5.8杯分です。
Q. 缶で売られているものと度数を比べたいのですが。
A. 缶の表示度数と表②の「完成の度数」は直接比べられます。ただし内容量が違えば飲む総量も違うので、純アルコール量(内容量 × 度数 ÷ 100 × 0.8)で揃えるのが正確です。
Q. 大人数分をまとめて作れますか?
A. 作る量に人数分の合計mlを入れれば必要な総量が出ます。ただし炭酸は作り置きに向かないため、注ぐ直前に合わせる方が風味は保たれます。
飲んだお酒が体から抜けるまでの時間の目安はアルコール分解時間の計算、カロリーや糖質はお酒のカロリー・糖質計算で確認できます。いずれも目安であり、運転の可否を判断するために使うことは絶対にしないでください。