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🛡️ 放射線の半価層・透過率計算

HVLと厚さから遮蔽の透過率をチェック

入力

mm

放射線の強さが半分になる遮蔽材の厚さ。

mm

HVLと同じ単位で入力してください。

透過率(通り抜ける割合)
—
減衰率(遮られる割合)—
半価層の何枚分—
1/10価層 TVL(参考)—
1/1000まで遮る目安厚さ—
📘 計算式と注意

📖 放射線の半価層・透過率の使い方と解説

放射線は鉛や鉄などの遮蔽材を通るたびに弱くなります。このツールでは、放射線の強さが半分になる厚さ「半価層(HVL)」と実際の遮蔽材の厚さを入れるだけで、放射線の透過率(通り抜ける割合)と減衰率(遮られる割合)を自動計算できます。あわせて1/10価層(TVL)も参考表示するので、遮蔽の目安づくりに役立ちます。

入力項目と操作の手順

計算式と、数値の決まり方

放射線は遮蔽材の厚さに対して指数関数的に弱まります。半価層を1枚通るごとに強さが半分になるため、透過率は次の式で求められます。

透過率 = 0.5 (x ÷ HVL)(x:遮蔽材の厚さ、HVL:半価層)。減衰率は「1 − 透過率」で計算します。

例:HVLが5mmで厚さが10mmなら、半価層2枚分なので 0.5²=0.25、つまり透過率25%(減衰率75%)です。15mmなら 0.5³=0.125(透過率12.5%)。一方、強さを1/10にする1/10価層(TVL)は HVL×3.32(=log10÷log2)で求まり、HVL5mmなら約16.6mmが目安になります。

遮蔽材の厚さ xと半価層 HVLの組み合わせ別 透過率(通り抜ける割合)パターン比較

初期値の周辺で、遮蔽材の厚さ x(縦)と半価層 HVL(横)の2つを変えたときに透過率(通り抜ける割合)がどう動くかを並べたものです。数値はこのページの計算式で実際に算出しています。

遮蔽材の厚さ x(mm) \ 半価層 HVL(mm)3mm5mm8mm10mm
5mm31.5 %50 %64.84 %70.71 %
8mm15.75 %32.99 %50 %57.43 %
10mm9.921 %25 %42.04 %50 %
15mm3.125 %12.5 %27.26 %35.36 %
20mm0.9843 %6.25 %17.68 %25 %

値は本ページの計算式で算出した目安です。実際の条件によって変わりますので、細かい条件は上の計算機に自分の数字を入れて確かめてください。

よくある質問と答え

Q. 厚さを半価層の2倍にすると、放射線はどれくらい減りますか?

A. 透過率は0.5²=0.25、つまり1/4(25%)まで下がります。半価層を重ねるほど「1/2の累乗」で急激に弱まるのが特徴です。

Q. 半価層の値はどこで分かりますか?

A. 半価層は放射線の種類(X線・ガンマ線など)、エネルギー、遮蔽材の材質によって変わります。コバルト60やイリジウム192など線源ごとの鉛・鉄・コンクリートの半価層は、放射線防護の規格表や公式データに掲載されています。

Q. 計算どおりの透過率になりますか?

A. 本ツールは散乱のない「狭ビーム・単一エネルギー」を前提とした理想的な指数減衰の目安です。実際は散乱線(ビルドアップ)やエネルギー分布の影響で、透過率は計算値より高めになる傾向があります。あくまで概算としてご利用ください。

覚えておくと役立つこと

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※計算結果は目安です。正確な判断は公的機関・専門家にご確認ください。