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贈与額と続柄から贈与税額をかんたん試算(暦年課税)

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目安としてご利用ください。

📖 贈与税の計算と完全ガイド

「親から住宅資金の援助を受けたけれど、税金はかかるの?」「結婚や進学のお祝いに大きな金額をもらったが、申告は必要?」——贈与税は、いざ自分が当事者になると急に気になる税金です。年間110万円までは非課税ですが、それを超えると意外と高い税率がかかり、しかも親子間か他人かで金額が変わります。このページでは、贈与額と続柄を入れるだけで概算の贈与税額・課税額・適用税率・実効税率がわかるツールの使い方と、その背後にある計算のしくみを、具体的な数字を交えて解説します。これから贈与を受ける人、贈与を考えている親世代、確定申告前にざっくり負担を知りたい人に役立つ内容です。

使い方と入力のコツ

入力はたった2項目です。迷いやすいポイントを押さえておきましょう。

結果欄には、税額のほか「基礎控除後の課税額」「適用税率」「控除額」「実効税率(贈与額に対する割合)」「手元に残る額」が並びます。実効税率は、表向きの税率より低く出るのが普通です(基礎控除と区分ごとの控除額が効くため)。

計算のしくみ・計算式

暦年課税の贈与税は、次の式で求めます。

贈与税額 = (年間の贈与合計額 − 基礎控除110万円) × 税率 − 控除額

まず贈与総額から基礎控除110万円を引いた「基礎控除後の課税価格」を出し、その金額が当てはまる区分の税率を掛け、区分ごとの控除額を引きます。税率は金額が増えるほど段階的に上がる超過累進方式です。

計算例1:父から500万円(特例税率)

課税価格=500−110=390万円。特例税率では390万円は「400万円以下=税率15%・控除10万円」の区分です。
税額=390万円×15%−10万円=58.5万円−10万円=48.5万円。手元に残るのは約451.5万円、実効税率は約9.7%です。

計算例2:兄から500万円(一般税率)

課税価格は同じく390万円ですが、一般税率では390万円は「400万円以下=税率20%・控除25万円」の区分になります。
税額=390万円×20%−25万円=78万円−25万円=53万円。同じ500万円でも、特例税率より約4.5万円高くなります。金額が大きいほどこの差は広がります。

税率早見表(基礎控除110万円を引いた後の課税価格に対して)

課税価格特例税率(控除額)一般税率(控除額)
200万円以下10%(0)10%(0)
300万円以下15%(10万)15%(10万)
400万円以下15%(10万)20%(25万)
600万円以下20%(30万)30%(65万)
1,000万円以下30%(90万)40%(125万)
1,500万円以下40%(190万)45%(175万)
3,000万円以下45%(265万)50%(250万)
4,500万円以下50%(415万)55%(400万)※3,000万超は一律
4,500万円超55%(640万)55%(400万)

贈与額別・税額の目安(特例税率の例)

年間の贈与額概算の贈与税額実効税率
110万円0円(非課税)0%
300万円19万円約6.3%
500万円48.5万円約9.7%
1,000万円177万円約17.7%
3,000万円1,035.5万円約34.5%

同じ贈与でも、まとめて1年で受けると高い税率がかかり、数年に分けると基礎控除を毎年使えるため負担が軽くなる傾向がある——という構造が、この表からも読み取れます。

よくある質問

Q. 110万円以下なら本当に何もしなくていい?

A. 暦年課税で年間の受贈合計が110万円以下なら贈与税は非課税で、申告も不要です。ただし住宅取得資金贈与など一部の非課税特例は、税額が0でも申告して初めて適用される点に注意してください。

Q. 110万円は「あげる人」ごと?「もらう人」ごと?

A. もらう人ごとの枠です。父から100万円、母から100万円もらえば合計200万円となり、110万円を超えた90万円が課税対象です。逆に1人の親が子3人に110万円ずつ贈与しても、子それぞれが非課税です。

Q. 生活費や教育費の援助にも贈与税はかかる?

A. 扶養義務者(親など)が負担する通常必要な生活費・教育費を、その都度必要な分だけ渡す場合は贈与税の対象外です。ただし渡したお金を預金したり株や不動産の購入に充てたりすると、課税対象になり得ます。

Q. いつ申告・納付するの?

A. 贈与を受けた年の翌年2月1日〜3月15日に、受贈者が住所地の税務署へ申告・納付します。期限を過ぎると無申告加算税や延滞税がかかることがあります。

Q. 結婚祝いやお年玉も課税される?

A. 社会通念上相当な範囲の祝い金・香典・お年玉などは贈与税の対象外です。常識を大きく超える高額なものは課税される可能性があります。

注意点・もう一歩踏み込んだ知識

※本ツールの結果はあくまで暦年課税の概算・目安です。実際の税額は他の贈与・各種特例・控除の有無や、その年の税制改正によって変わります。正確な金額・適用関係・手続きは、最寄りの税務署・国税庁または税理士などの専門家に必ずご確認ください。

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※計算結果は目安です。正確な判断は公的機関・専門家にご確認ください。