希釈倍率と用意する水の量を入れるだけで、加える薬剤(農薬や液体肥料)の量を計算できるツールです。「1000倍に薄めて10L作りたいけど原液は何mL?」といった、散布前の薬剤量の計算がすぐに分かります。
希釈倍率は「できあがりの液量が、原液の何倍になるか」を表します。そのため薬剤量は次の式で求めます。
薬剤量 = 作りたい水量 ÷ 希釈倍率
たとえば1000倍希釈で10L(=10000mL)の散布液を作る場合、10000 ÷ 1000 = 10mL の原液が必要です。500倍なら 10000 ÷ 500 = 20mL、2000倍なら 10000 ÷ 2000 = 5mL になります。倍率が大きいほど薄く、必要な原液は少なくなります。厳密には「水量=できあがり量-薬剤量」ですが、希釈倍率が高い農薬では薬剤量がごく少量のため、実用上は水量を全量として計算して差し支えありません。
Q. 「1000倍」と「0.1%」は同じ意味ですか?
A. ほぼ同じです。1000倍希釈は濃度に直すと約0.1%(1÷1000)に相当します。100倍=約1%、500倍=約0.2%です。ラベルが倍率表示か%表示かを確認して入力してください。
Q. 粒剤や水和剤(粉)でも使えますか?
A. 重さで量る薬剤も同じ式で計算できます。たとえば1000倍で10Lなら、10000g(=10kg分の水)÷1000=10g が目安です。水1L=1000gとして読み替えてください。
Q. 倍率の指定がなく「10a当たり○L散布」と書いてある場合は?
A. それは希釈倍率ではなく「散布量」の指定です。この場合はラベルの希釈倍率とあわせて、面積から必要な総水量を求めてから計算します。
※本ツールの計算結果は目安です。実際の希釈倍率・使用方法は、必ず製品ラベルの登録内容や農薬の公式情報を確認し、不明な点は販売店やメーカー、地域の指導機関などの専門家にご確認ください。