目安としてご利用ください。
「レシピはドライイースト3gと書いてあるのに、冷蔵庫にあるのは生イーストだけ」「海外レシピが生イースト表記で、日本で手に入るインスタントドライに置き換えたい」——パンやピザ、シュトーレン作りでは、こうした"種類違い"に必ず一度はぶつかります。イーストは種類ごとに水分量が違うため、同じ膨らみを得るには量を調整しなければなりません。このツールは、手元にあるイーストの量を入力するだけで、ドライ⇔生の分量を相互に換算し、あわせて小さじ換算・強力粉に対する%(ベーカーズパーセント)の目安・発酵時間の傾向まで一覧表示します。計量スプーンしかない、はかりが0.1g単位で読めない、という場面でも配合を決める出発点にできます。
生イースト(フレッシュイースト)は水分を多く含むため、乾燥させたドライイーストより同じ働きをさせるのに多く必要です。一般に生イースト = ドライイースト × 約2.5〜3倍とされ、本ツールは扱いやすい係数3倍を採用しています。式にすると次のとおりです。
計算例1(ドライ→生):レシピが「ドライイースト3g」の場合。3g × 3 = 生イースト9g。生イーストを買ったのでレシピを置き換えたい、というときの目安です。
計算例2(生→ドライ):海外レシピが「生イースト20g」の場合。20g ÷ 3 ≈ ドライイースト6.7g。日本のスーパーで手に入るドライイーストへ置き換える目安になります。
小さじ換算は「ドライイースト小さじ1杯 ≒ 3g」を基準に、ドライ換算量 ÷ 3 で杯数を出します。%目安は強力粉250gを基準にしたベーカーズパーセント(粉を100%としたときの割合)の概算で、ドライ3gなら 3 ÷ 250 × 100 = 約1.2% になります。パン作りではドライイースト1〜2%前後が一般的な範囲です。
| ドライイースト | 生イースト(約3倍) | 小さじ換算(目安) |
|---|---|---|
| 2g | 6g | 約2/3杯 |
| 3g | 9g | 約1杯 |
| 5g | 15g | 約1・2/3杯 |
| 7g(1袋) | 21g | 約2・1/3杯 |
| 10g | 30g | 約3・1/3杯 |
※表は係数3倍・小さじ1杯≒3gで計算した概算です。銘柄・計量スプーンの形状によって前後します。
Q. ドライイースト3gは生イースト何g?
A. 係数3倍で約9gが目安です。レシピや発酵環境によっては2.5倍(約7.5g)で足りることもあり、はじめは控えめにして生地の膨らみで判断するのが安全です。
Q. インスタントドライイーストと普通のドライイーストは同じ換算でいい?
A. 量の換算は同じ扱いで問題ありませんが、使い方が違います。インスタントは粉に直接混ぜられ、普通のドライイーストはぬるま湯で予備発酵させてから使うのが基本です。発酵力も微妙に異なるため、生地の様子を見て調整してください。
Q. ドライと生で発酵時間は変わる?
A. 生イーストは立ち上がりがよく、ドライよりやや短めに発酵が進む傾向があります。時間で管理するより「約2倍にふくらんだら次へ」と状態で判断するのが失敗しにくい方法です。
Q. 予備発酵は必要?
A. 生イーストや普通のドライイーストは、30〜40℃程度のぬるま湯に少量の砂糖を溶かして予備発酵させると発酵が安定します。インスタントドライイーストは予備発酵不要で粉に直接混ぜられます。
Q. 換算どおりに入れたのに膨らまない
A. 量より先に「イーストが生きているか」を疑ってください。開封後に時間が経ったイースト、塩や熱湯と直接触れたイーストは失活していることがあります。ぬるま湯で予備発酵させ、泡立つか確認すると生死を判定できます。