面積と厚みから必要な容量・袋数を算出
材料の必要量の目安です。実際の商品規格・施工条件でご確認ください。
ウッドチップやバークチップは「◯袋あれば足りるだろう」で買うと、たいてい足りません。売り場では大きく見えても、40Lの袋1つで1㎡を厚み4cmに敷ければいいほうだからです。この計算機は敷く面積(㎡)・厚み(cm)・1袋の容量(L)の3つを入れるだけで、必要な体積をリットルで、そして買うべき袋数を切り上げで表示します。花壇のマルチング、通路の敷き均し、庭の雑草対策、ドッグランや遊び場の下地など、面で敷くものならチップの種類を問わず同じ考え方で使えます。
やっていることは「面積×厚み」で体積を出しているだけです。ただし単位がばらばらなので、cmをmに直してから1000倍してリットルに換算しています。
計算例①:5㎡の花壇を厚み5cmで敷く
5×(5÷100)×1000=250L。40Lの袋なら250÷40=6.25となり、切り上げて7袋です。「6袋でいけそう」と考えると10L足りず、隅が薄くなります。
計算例②:10㎡の通路を厚み5cmで敷く
10×0.05×1000=500L。50Lの袋なら10袋、40Lの袋なら12.5→切り上げで13袋。同じ量でも袋の容量で本数が変わるので、価格を比べるときはリットル単価で見ると判断を誤りません。
よく使う組み合わせの必要体積(L)です。厚みを倍にすれば必要量も倍、という単純な比例関係になっています。
| 面積 | 厚み3cm | 厚み5cm | 厚み8cm | 厚み10cm |
|---|---|---|---|---|
| 1㎡ | 30L | 50L | 80L | 100L |
| 3㎡ | 90L | 150L | 240L | 300L |
| 5㎡ | 150L | 250L | 400L | 500L |
| 10㎡ | 300L | 500L | 800L | 1,000L |
| 20㎡ | 600L | 1,000L | 1,600L | 2,000L |
| 30㎡ | 900L | 1,500L | 2,400L | 3,000L |
上の表で出た体積を、袋の容量別に切り上げた袋数です。売り場で容量違いの商品を比べるときの下敷きにしてください。
| 必要容量 | 25L袋 | 40L袋 | 50L袋 | 目安の広さ(厚み5cm) |
|---|---|---|---|---|
| 100L | 4袋 | 3袋 | 2袋 | 2㎡ |
| 250L | 10袋 | 7袋 | 5袋 | 5㎡ |
| 400L | 16袋 | 10袋 | 8袋 | 8㎡ |
| 500L | 20袋 | 13袋 | 10袋 | 10㎡ |
| 1,000L | 40袋 | 25袋 | 20袋 | 20㎡ |
| 1,500L | 60袋 | 38袋 | 30袋 | 30㎡ |
1,000Lを超えたあたりから、袋で買うと運搬も保管も大仕事になります。まとまった面積では、量り売りやトン単位の販売と比べてみる価値があります。
必要量を左右するのはほぼ厚みです。目的別のおおまかな考え方を挙げますが、いずれも目安で、チップの大きさや下地の状態によって適した厚さは変わります。
Q. ウッドチップとバークチップは同じ計算でいい?
A. 体積の計算はまったく同じです。一般にウッドチップは木の幹や枝を砕いたもの、バークチップは樹皮を使ったものを指し、粒の大きさや形が違います。必要な体積は種類によらず「面積×厚み」で決まるので、この計算機はどちらにも使えます。ただし粒が大きいほど隙間が多く、敷いた直後の見た目のかさが変わることはあります。
Q. 袋に書いてある容量と、実際に敷ける量は同じ?
A. 表示容量は袋に詰まった状態の目安なので、開けて広げると多少ふくらんだり、逆に締まったりします。この計算機は表示容量をそのまま使うため、ぴったり足りるかどうかは商品によって前後します。足りないと作業が途中で止まるので、1袋余分に見ておくと安心です。
Q. 重さ(kg)表示の商品しかありません。どう換算する?
A. 木質チップは種類や含水率で重さが変わるため、kgからLへの一律の換算はできません。商品の表示に容量(L)や「◯㎡分」といった記載があればそれを使い、無ければ販売元に容量の目安を確認するのが確実です。この計算機はリットルで入力する前提になっています。
Q. 円形の花壇や、複雑な形の面積はどう入れる?
A. 円形なら「半径(m)×半径(m)×3.14」、L字型なら長方形に分けて足し算し、その合計を面積欄に入れます。坪や畳でしか広さが分からないときは坪・畳・平米の変換計算で㎡に直してから入力してください。
Q. 敷いたあと、量が減ったように見えるのはなぜ?
A. 踏圧で締まること、雨風で移動すること、木材が少しずつ分解していくことなどが重なるためです。減り方は日当たり・雨量・歩く頻度・チップの種類によって大きく違い、一律には言えません。薄くなったと感じたら、減った厚み分だけをこの計算機に入れれば、補充に必要な量が出ます(例:10㎡で2cm分の補充なら200L)。
Q. 袋数がぴったり割り切れるはずなのに、1袋多く出ることがあります。
A. 袋数は切り上げのため、わずかでも超えると1袋増えます。また面積と厚みの掛け算でごく小さな小数の誤差が出て、境目の組み合わせで1袋多く表示されることがあります。ちょうど割り切れる数字のときは、体積表示(L)を見て手計算でも確かめてください。