1本から何個取れる・必要な材料本数を即計算
単純化した目安です。実際の金額・規格でご確認ください。
DIYで棚やラック、ウッドデッキなどを作るとき、いちばん最初につまずくのが「材料を何本買えばいいのか」という問いです。同じ長さの部材を何個も切り出すなら、1本の材料(定尺材)から何個取れるかを先に把握しておくと、買いすぎも買い足しも防げます。このツールは、材料1本の長さ・切り出したい部材の長さ・必要な個数・のこ刃の厚み(カット代)を入れるだけで、1本から取れる部材数と必要な材料本数、さらに端材の長さまでを一度に計算します。材料の必要量の目安として、買い出し前の見積もりに使ってください。
要になるのは「切るたびに刃の厚み分だけ材が減る」という点です。部材を1個切り出すには〈部材長+刃厚〉の長さが必要と考え、材料側にも余分の刃厚1つ分を足して割ります。1本から取れる数=floor((材料長+刃厚)÷(部材長+刃厚))。floorは小数点以下を切り捨てる関数で、端の中途半端な残りは1個として数えないという意味です。次に、必要本数=ceil(必要数÷1本から取れる数)。ceilは切り上げで、9.2本なら10本というように、足りない材料を1本増やして実際に買う本数を出します。
計算例:材料1820mm・部材400mm・必要10個・刃厚3mm
1本から取れる数=floor((1820+3)÷(400+3))=floor(1823÷403)=floor(4.52…)=4個。必要本数=ceil(10÷4)=ceil(2.5)=3本。3本で12個取れるので、10個に対して2個の余りが出ます。端材は1本あたり、使った長さ=400×4+3×3=1609mmを材料長1820mmから引いて、約211mmとなります。
Q. のこ刃の厚みは入れないとダメですか?
A. 0のままでも計算はできますが、実際は切るたびに刃の幅だけ材が消えます。ぎりぎりで取り数を狙うと1個足りなくなることがあるので、使う工具の刃厚(丸のこなら2〜3mm程度)を入れておくと安全側の見積もりになります。
Q. 部材が材料より長いとどうなりますか?
A. 1本から1個も取れないため「取れません」と表示されます。その場合は、より長い定尺材を選ぶか、材をつなぐ設計に変えるかを検討してください。
Q. 端材はどのくらい出ますか?
A. 「1本あたりの端材」に表示されます。この長さが次に切りたい別のパーツより長ければ、捨てずに使い回せます。複数の寸法を組み合わせて配置すると、歩留まり(材料をムダなく使えた割合)が上がります。