プーリ(滑車)の直径と回転数を入力するだけで、ベルトの速度(周速)を計算できるツールです。ベルトコンベヤやVベルト伝動の設計確認、機械のメンテナンス時の速度チェックに役立ちます。
ベルト速度は、プーリ1回転で進む距離(円周)に1秒あたりの回転数をかけて求めます。円周は「直径 × 円周率π」なので、計算式は次のとおりです。
例:プーリ径200mm(=0.2m)、回転数1450min⁻¹の場合、v=3.14159 × 0.2 × 1450 ÷ 60 ≒ 15.2 m/s(約911 m/min)となります。直径や回転数が2倍になれば速度も2倍になる比例関係です。
Q. 半径ではなく直径を入れるのですか?
A. 直径を入力します。周速は「直径×π」で求まる円周を基準にしているためです。半径しか分からない場合は2倍して直径にしてください。
Q. 駆動側と従動側、どちらのプーリ径を使えばよいですか?
A. 知りたいプーリの「径」と「そのプーリの回転数」をセットで入力します。同じベルト上であれば、どちらのプーリで計算してもベルト速度は同じ値になります。
Q. m/s と m/min はどう使い分けますか?
A. Vベルトなどの伝動ベルトは許容速度を m/s で表すのが一般的です。コンベヤの搬送速度は m/min(=m/s×60)で扱うことが多く、現場の基準に合わせて読み替えます。