プーリ(滑車)の直径と回転数を入力するだけで、ベルトの速度(周速)を計算できるツールです。ベルトコンベヤやVベルト伝動の設計確認、機械のメンテナンス時の速度チェックに役立ちます。
ベルト速度は、プーリ1回転で進む距離(円周)に1秒あたりの回転数をかけて求めます。円周は「直径 × 円周率π」なので、計算式は次のとおりです。
例:プーリ径200mm(=0.2m)、回転数1450min⁻¹の場合、v=3.14159 × 0.2 × 1450 ÷ 60 ≒ 15.2 m/s(約911 m/min)となります。直径や回転数が2倍になれば速度も2倍になる比例関係です。
初期値の周辺で、プーリ径 D(外径)(縦)と回転数 N(横)の2つを変えたときにベルト速度(周速)がどう動くかを並べたものです。数値はこのページの計算式で実際に算出しています。
| プーリ径 D(外径)(mm) \ 回転数 N(min⁻¹ (rpm)) | 725min⁻¹ (rpm) | 1,450min⁻¹ (rpm) | 2,175min⁻¹ (rpm) | 2,900min⁻¹ (rpm) |
|---|---|---|---|---|
| 50mm | 1.90 m/s | 3.80 m/s | 5.69 m/s | 7.59 m/s |
| 75mm | 2.85 m/s | 5.69 m/s | 8.54 m/s | 11.39 m/s |
| 100mm | 3.80 m/s | 7.59 m/s | 11.39 m/s | 15.18 m/s |
| 150mm | 5.69 m/s | 11.39 m/s | 17.08 m/s | 22.78 m/s |
| 200mm | 7.59 m/s | 15.18 m/s | 22.78 m/s | 30.37 m/s |
値は本ページの計算式で算出した目安です。実際の条件によって変わりますので、細かい条件は上の計算機に自分の数字を入れて確かめてください。
Q. 半径ではなく直径を入れるのですか?
A. 直径を入力します。周速は「直径×π」で求まる円周を基準にしているためです。半径しか分からない場合は2倍して直径にしてください。
Q. 駆動側と従動側、どちらのプーリ径を使えばよいですか?
A. 知りたいプーリの「径」と「そのプーリの回転数」をセットで入力します。同じベルト上であれば、どちらのプーリで計算してもベルト速度は同じ値になります。
Q. m/s と m/min はどう使い分けますか?
A. Vベルトなどの伝動ベルトは許容速度を m/s で表すのが一般的です。コンベヤの搬送速度は m/min(=m/s×60)で扱うことが多く、現場の基準に合わせて読み替えます。