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📏 熱膨張の計算

線膨張係数・長さ・温度変化から伸びを計算

条件を入力

単位は 1/K(=1/℃)。例:鋼 1.2e-5、アルミ 2.3e-5

温度差 ΔT=T₂−T₁(℃の差はKの差と同じ)

伸び(熱膨張量)ΔL
— mm
温度差 ΔT—
膨張後の長さ L+ΔL—
ひずみ ΔL/L—
📘 公式と単位の説明

線膨張の基本式

ΔL = α × L × ΔT

主な材料の線膨張係数(20℃付近の目安)

材料α [/K]
鋼・鉄1.2×10⁻⁵
アルミニウム2.3×10⁻⁵
銅1.7×10⁻⁵
真鍮1.9×10⁻⁵
コンクリート1.0×10⁻⁵
ガラス(ソーダ)0.9×10⁻⁵
石英ガラス0.5×10⁻⁶

本式は温度変化が比較的小さい範囲での近似(αを定数とみなす一次近似)です。広い温度域や精密用途では材料・温度依存のαをご確認ください。面膨張は約2α、体積膨張は約3αで概算できます。

📖 熱膨張の使い方と解説

金属やプラスチックなどの材料は、温度が上がると伸び、下がると縮みます。この計算ツールでは、線膨張係数・元の長さ・温度変化を入力するだけで、材料が何ミリ伸び縮みするか(熱膨張による伸び量)をすぐに求められます。配管や鉄道レール、機械部品の設計で必要な「逃がし量」の確認に役立ちます。

このツールの使い方

どう計算しているか(計算式)

熱膨張による伸び量は、次の式で求めます。

ΔL = α × L × ΔT
(ΔL:伸び量、α:線膨張係数、L:元の長さ、ΔT:温度変化)

線膨張係数とは「1℃の温度上昇あたり、長さがどれだけの割合で伸びるか」を示す数値です。たとえば線膨張係数12×10⁻⁶の鋼を、長さ10m(10,000mm)で40℃温めると、ΔL=12×10⁻⁶×10,000×40=4.8mm。つまり約4.8mm伸びる計算になります。橋の継ぎ目や長い配管では、この数ミリの伸びを逃がす隙間が欠かせません。

後の温度 T₂ × 線膨張係数 α 別の伸び(熱膨張量)ΔL早見表

初期値の周辺で、後の温度 T₂(縦)と線膨張係数 α(横)の2つを変えたときに伸び(熱膨張量)ΔLがどう動くかを並べたものです。数値はこのページの計算式で実際に算出しています。

後の温度 T₂(℃) \ 線膨張係数 α(/K)0/K0/K0/K0/K
30℃0.6 mm1.2 mm1.8 mm2.4 mm
45℃1.5 mm3 mm4.5 mm6 mm
60℃2.4 mm4.8 mm7.2 mm9.6 mm
90℃4.2 mm8.4 mm12.6 mm16.8 mm
120℃6 mm12 mm18 mm24 mm

値は本ページの計算式で算出した目安です。実際の条件によって変わりますので、細かい条件は上の計算機に自分の数字を入れて確かめてください。

よくある質問(Q&A)

Q. 線膨張係数が分からないときは?

A. 一般的な目安として、鋼・鉄は約11〜13×10⁻⁶、ステンレスは約17×10⁻⁶、アルミは約23×10⁻⁶、銅は約17×10⁻⁶、コンクリートは約10×10⁻⁶です。正確な値は材料メーカーの仕様書(データシート)で確認してください。

Q. 温度が下がる場合も計算できますか?

A. できます。温度変化(ΔT)にマイナスの値を入れると、結果もマイナス(縮み)になります。式は伸びでも縮みでも同じで、符号で向きを表します。

Q. 体積や面積の膨張も求められますか?

A. このツールは長さ方向の膨張(線膨張)専用です。面積膨張は線膨張係数の約2倍、体積膨張は約3倍が近似の目安になります。

使う前に知っておくと役立つこと

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※計算結果は目安です。正確な判断は公的機関・専門家にご確認ください。