刺殺・補殺・失策を入れるだけで守備率(.XXX)を自動計算
一般的な定義に基づく計算です。リーグ・大会の規定をご確認ください。
野球中継や選手名鑑でよく見る「守備率.976」という数字。これは守備機会のうち、失策(エラー)をせずにきちんと処理できた割合を表す、守備の基本指標です。このツールは、刺殺・補殺・失策の3つを入力するだけで守備率を野球の慣習表記(小数3桁の.XXX)で自動計算し、守備機会や割分厘での読み方も同時に表示します。プロ野球の成績を自分で確かめたい人、草野球やスコアラーでチームメイトの守備成績をまとめたい人がそのまま使えます。
守備率の定義はシンプルで、守備率=(刺殺+補殺)÷(刺殺+補殺+失策)です。分母の「刺殺+補殺+失策」を守備機会と呼びます。つまり「守備機会のうち、失策にならず成功した割合」です。
計算例:刺殺180・補殺150・失策8の内野手
守備機会=180+150+8=338。成功した機会=180+150=330。守備率=330÷338=0.9763…→ 小数4桁目を四捨五入して.976(9割7分6厘)となります。打率と同じく、野球では頭の0を省いて「.976」と書くのが慣習です。
もし同じ守備機会338のまま失策が3個なら、守備率=335÷338=.991。失策が数個違うだけで3桁目が大きく動くのがわかります。シーズンを通した守備機会が少ない選手ほど、1つの失策で守備率が大きく下がる点にも注意してください。
Q. 刺殺と補殺の違いがよくわかりません。
A. アウトを「最後に完成させた」プレーが刺殺、その成立を送球などで「助けた」プレーが補殺です。ショートゴロなら、捕って投げた遊撃手に補殺、送球を受けてベースでアウトにした一塁手に刺殺がつきます。フライやライナーの捕球は捕った選手の刺殺です。
Q. 守備率が高い=守備がうまい、と考えていいですか?
A. 半分正解です。守備率は「触った打球をミスなく処理できたか」を見る指標で、そもそも打球に追いつく守備範囲の広さは反映されません。範囲の広い選手ほど難しい打球にも触るため失策が増え、守備率が下がることさえあります。近年はUZRやDRSなど範囲も評価する指標と併用して見るのが一般的です。
Q. ポジションによって守備率の目安は違いますか?
A. 大きく違います。捕球が多く失策の起きにくい一塁手や捕手は.990台が普通で、難しいゴロ処理と長い送球が多い遊撃手・三塁手は.960〜.980程度でも十分優秀とされます。ポジションをまたいだ守備率の比較にはあまり意味がありません。