ベンチプレスやスクワットなどで「ある重量を何回挙げられたか」を入力すると、1回だけ全力で挙げられる最大重量「1RM(One Rep Max)」の推定値が分かります。限界まで1回に挑む必要がないので、ケガのリスクを抑えながらトレーニング強度の目安を決められます。
最も広く使われるエプリー(Epley)の式で推定します。
1RM = 重量 ×(1 + 回数 ÷ 30)
例:80kgを5回挙げられた場合、80×(1 + 5÷30)= 80×1.167 ≒ 93.3kg が推定1RMです。1回しか挙げられない重量ほど最大筋力に近く、回数が増えるほど補正で重く換算される仕組みです。ほかにブジンスキー(Brzycki)の式なども知られ、式によって数kg程度の差が出ます。
Q. 推定1RMはどれくらい正確ですか?
A. 統計式による推定値で、1〜10回の範囲なら実測値に近い傾向があります。回数が多い(高レップ)ほど、また種目や個人の筋持久力によって誤差が大きくなります。あくまで目安として使ってください。
Q. 1RMから各回数の重量を知るには?
A. 目安として1RMの約80%で約8回、約70%で約12回が挙げられるとされます。推定1RMが100kgなら、8回狙いは約80kg、12回狙いは約70kgが出発点になります。
Q. 毎回1RMを実測した方がいいですか?
A. 最大重量の実測はケガや関節への負担が大きく、頻繁に行うのは推奨されません。普段は推定値を使い、実測は数か月に一度の確認にとどめるのが安全です。