点音源の距離による騒音レベル(dB)の減衰を計算
点音源(屋外・自由音場)を仮定。距離が2倍になるごとに約 -6dB 減衰します。
点音源から距離が離れると騒音レベル(dB)がどれだけ下がるかを計算するツールです。基準点での音圧レベルと2地点の距離を入れるだけで、離れた場所での騒音レベルがわかります。工場・室外機・設備の騒音対策や近隣への影響を見積もるのに役立ちます。
点音源の音は球状に広がるため、距離が2倍になるごとに騒音レベルは約6dB下がります(逆2乗則)。計算式は次のとおりです。
L₂ = L₁ − 20 × log₁₀(r₂ ÷ r₁)
L₁・L₂:各地点の騒音レベル、r₁・r₂:音源からの各距離
例えば、音源から1mで80dBの場合、2mでは20×log₁₀(2)≒6dB下がって約74dB、4mではさらに6dB下がって約68dBになります。10mでは20×log₁₀(10)=20dB下がり、約60dBです。
Q. 距離が2倍で6dB減るのに、なぜ半分にならないの?
A. dB(デシベル)は対数の単位で、音の強さの比を表すためです。6dBの低下はエネルギーで約4分の1にあたり、人の感覚では「やや小さくなった」程度に感じられます。約10dB下がると体感でおよそ半分の大きさです。
Q. 線状の音源(道路や鉄道)でも使えますか?
A. この計算は点音源向けです。連続する道路や鉄道は「線音源」として扱い、距離が2倍で約3dB減衰します。近距離の単体機器なら点音源の本ツールが目安になります。
Q. 壁や建物があっても同じ値になりますか?
A. いいえ。この計算は距離による減衰のみを扱い、遮へい・反射・地面や空気による吸収は含みません。実際は壁などの遮音物でさらに下がることが多く、本ツールの値は対策前の上限の目安と考えてください。