間隔と持続から「今すべきこと」の目安を確認
目安としてご利用ください。
陣痛らしき痛みが始まると、多くの妊婦さんとご家族がまず直面するのが「これは本当に陣痛なのか」「いつ産院に電話すればいいのか」「もう車を出したほうがいいのか」という判断です。とくに真夜中や、夫が仕事中で1人のとき、上の子を見ながらのときは、痛みに耐えながら冷静に時間を計り続けるのは簡単ではありません。このツールは、陣痛の間隔(分)と1回の持続時間(秒)、そして初産か経産かを入れるだけで、「様子見・病院に連絡・すぐ向かう」という3段階の目安を即座に表示します。スマホ片手に状況を整理し、落ち着いて次の行動を決めるための補助としてお使いください。なお陣痛の進み方には大きな個人差があり、ここに表示される判定はあくまで一般的な目安です。最終的な判断は必ずかかりつけの産院の指示に従ってください。
入力すると、「今すべきことの目安」に加えて、間隔の評価・5分間隔までの残り・本陣痛(5-1-1)の達成度・1回の持続・連絡目安などが一覧で表示されます。間隔が毎回そろわず計りにくいときは、痛みが来るたびに開始時刻だけをメモし、その差を入力すると安定します。
判定の軸になっているのが、広く知られる入院の目安「5-1-1法」です。これは「間隔5分・持続1分(60秒)・1時間継続」という状態を指します。本ツールでは時間を計り続けることはできないため、入力された1回ぶんの間隔と持続から、次のロジックで3段階を判定します。
計算例1:初産・間隔7分・持続40秒。 まず5-1-1の条件を見ると、間隔は7分で5分超え、持続も40秒で60秒未満のため「すぐ向かう」には当てはまりません。次に連絡の目安は初産なので10分。間隔7分は10分以内なので、判定は「病院に連絡」。同時に「5分間隔まであと=7−5=2分」「本陣痛(5-1-1)=これから」と表示されます。
計算例2:経産・間隔4分・持続60秒。 間隔4分(≦5分)かつ持続60秒(≧60秒)で5-1-1の条件を満たすため、判定は「すぐ向かう」。本陣痛の目安は「達成(5-1-1)」と表示されます。経産婦さんはここから一気に進むことが珍しくないため、迷わず連絡・移動の準備をしてください。なお同じ間隔4分でも持続が45秒なら、持続条件を満たさないので「病院に連絡」(連絡目安15分以内)の扱いになります。
| 間隔 | 初産の目安 | 経産の目安 |
|---|---|---|
| 15分以上 | 様子見・記録を始める | 様子見(やや早めに準備) |
| 10〜15分 | 様子見 | 病院に連絡 |
| 5〜10分 | 病院に連絡 | 病院に連絡 |
| 5分以内+持続60秒以上 | すぐ向かう | すぐ向かう |
※この表はツールの判定式に沿った一般的な目安です。実際の基準は産院の指示が優先されます。
5-1-1や間隔の目安はあくまで通常の経過の話です。次のいずれかがあれば、間隔がまだ長くても、すぐに産院へ連絡してください。これらは時間を計っている場合ではありません。
Q. 病院にはいつ連絡すればいいですか?
A. 一般的な目安は初産で間隔10分以内、経産で15分以内です。ただし破水・出血・強い痛み・胎動減少などがあれば、間隔に関わらずすぐ連絡してください。産院から事前に伝えられている基準があれば、そちらを最優先にします。
Q. 5-1-1とは何ですか?
A. 「間隔5分・持続1分・1時間継続」という入院の目安を語呂で表したものです。本ツールは1回ぶんの入力で間隔5分以内+持続60秒以上を満たすと「すぐ向かう」と表示しますが、実際には「その状態が1時間続いているか」も重要です。産院によって「6-1-1」や別の基準を採用することもあるため、健診時に確認しておくと安心です。
Q. 前駆陣痛と本陣痛はどう違いますか?
A. 前駆陣痛は間隔が不規則で、横になる・休むと弱まったり消えたりするのが特徴です。本陣痛は休んでも止まらず、間隔が徐々に短く規則的になり、痛みも強くなっていきます。間隔がだんだん詰まって規則的になってきたら本陣痛のサインです。
Q. 間隔がバラバラで計りにくいです。
A. 「痛みの始まり〜次の始まり」を毎回そろえて計ると安定します。最初は不規則でも、本陣痛になると間隔が徐々に短く規則的になります。直近2〜3回の間隔を入れて傾向を見ると判断しやすくなります。
Q. 夜中に陣痛が始まったら寝てもいいですか?
A. まだ間隔が長く「様子見」の段階なら、体力温存のために横になって休むのが基本です。本格的なお産は長丁場になることもあるため、間隔が詰まる前に少しでも休み、水分・軽い食事をとっておくと良いとされます。連絡の目安に達したら産院へ電話してください。