気体定数 R = 8.314 J/(mol·K)。求めたい値の入力欄は自動で無効になります。
気体の圧力・体積・物質量・温度のうち3つを入力すると、残りの1つを自動で計算できます。理想気体の状態方程式 PV=nRT を使うので、高校化学や大学の基礎化学、実験データの確認にそのまま役立ちます。
基本となる式は PV = nRT です。R は気体定数で、SI単位では R = 8.314 J/(mol·K) を使います。求めたい値ごとに次のように変形します。
数値例:1 molの気体を 0 ℃(273.15 K)、体積 22.4 L(=0.0224 m³)に入れたときの圧力は、P = 1 × 8.314 × 273.15 ÷ 0.0224 ≒ 101,400 Pa となり、ほぼ1気圧(101,325 Pa)になります。これが「標準状態で1 molの気体は約22.4 L」と言われる根拠です。
Q. 温度はなぜセルシウス(℃)ではなく絶対温度(K)なのですか?
A. PV=nRT は絶対温度に比例する式だからです。℃のまま計算すると比例関係が崩れて誤った値になります。℃ + 273.15 で K に直してから入力してください。
Q. 気体定数 R の値はいくつを使えばよいですか?
A. 単位の組み合わせで変わります。Pa・m³・K なら R=8.314 J/(mol·K)、atm・L・K なら R=0.0821 L·atm/(mol·K) です。入力単位に合うRを選ぶことが大切です。
Q. 実在の気体でも正確に計算できますか?
A. PV=nRT は理想気体の式です。常温・常圧の空気などはほぼ一致しますが、高圧・低温で分子間力や分子の体積が効く条件ではずれます。厳密にはファンデルワールスの式などを使います。