風が強いほど体の熱が奪われ、実際の気温より寒く感じます。これを数値化したのが体感温度(ウインドチル)です。
本ツールは下のリンケ(Linke)の式を使っています。
体感温度 ≈ 気温 − 4 × √風速
風速が0のときは体感温度=気温になります。簡易式のため、強風・低温域では実際の体感とずれることがあります。
気温と風速を入力すると、風による寒さを加味した「体感温度(風冷指数)」を計算します。同じ気温でも風が強い日は肌が感じる寒さが大きく変わるため、冬場の服装選びや屋外での活動の目安に役立ちます。
このツールは、北米の気象機関でも使われる「風冷指数(Wind Chill Index)」の式を採用しています。気温を T(℃)、風速を V(km/h)として、次の式で求めます。
体感温度 = 13.12 + 0.6215 × T − 11.37 × V^0.16 + 0.3965 × T × V^0.16
風速を m/s で入力した場合は、内部で km/h(×3.6)に換算してから計算します。式の意味は「風が体表の熱を奪う効果を温度に置き換えたもの」で、風が強いほど熱が逃げて寒く感じる仕組みを表します。たとえば気温5℃・風速5m/s(=18km/h)なら、体感温度はおよそ2℃まで下がります。気温0℃・風速10m/s(=36km/h)では約−5℃と、実際の気温より5度ほど寒く感じる計算になります。
初期値の周辺で、気温(℃)(縦)と風速(m/s)(横)の2つを変えたときに体感温度(目安)がどう動くかを並べたものです。数値はこのページの計算式で実際に算出しています。
| 気温(℃)(℃) \ 風速(m/s)(m/s) | 2m/s | 4m/s | 6m/s | 8m/s |
|---|---|---|---|---|
| 5℃ | -0.7 ℃ | -3.0 ℃ | -4.8 ℃ | -6.3 ℃ |
| 7.5℃ | 1.8 ℃ | -0.5 ℃ | -2.3 ℃ | -3.8 ℃ |
| 10℃ | 4.3 ℃ | 2.0 ℃ | 0.2 ℃ | -1.3 ℃ |
| 15℃ | 9.3 ℃ | 7.0 ℃ | 5.2 ℃ | 3.7 ℃ |
| 20℃ | 14.3 ℃ | 12.0 ℃ | 10.2 ℃ | 8.7 ℃ |
値は本ページの計算式で算出した目安です。実際の条件によって変わりますので、細かい条件は上の計算機に自分の数字を入れて確かめてください。
Q. 体感温度はなぜ実際の気温より低くなるのですか?
A. 風が肌のまわりの暖まった空気を吹き飛ばし、体の熱を奪うためです。風が強いほど熱が逃げやすくなり、同じ気温でもより寒く感じます。
Q. 風がない(風速0)ときはどうなりますか?
A. 風冷指数の式は風がある状況を前提にしているため、無風時は体感温度がほぼ気温と同じになると考えてください。風速がごく小さいときの計算値は参考程度に見るのが適切です。
Q. 夏の蒸し暑さ(暑さ指数)も計算できますか?
A. このツールは「寒さ」の体感温度に特化しており、湿度による暑さは扱いません。夏の蒸し暑さは湿度を使う暑さ指数(WBGT)など、別の指標で判断してください。