※本ツールは目安の計算機です。実際の回路設計・部品選定は各部品のデータシートおよび専門知識に基づき、自己責任でご確認ください。発熱・過電流による故障や事故について責任を負いかねます。
直列複数LEDの場合は Vf を「LED1個のVf × 個数」に置き換えてください。
LED(発光ダイオード)を電源につなぐとき、ちょうどよい明るさで安全に光らせるには「制限抵抗」が欠かせません。この計算ツールでは、電源電圧・LEDの順電圧・流したい電流の3つを入力するだけで、必要な抵抗値(Ω)を求められます。電子工作やArduino、マイコン回路でのLED点灯に役立ちます。
制限抵抗はオームの法則から求めます。電源電圧からLEDの順電圧を引いた「余った電圧」が抵抗にかかるため、計算式は次のとおりです。
抵抗値 R(Ω)=(電源電圧 V − LED順電圧 VF)÷ 電流 I(A)
例えば電源5V、赤色LED(VF=2V)、電流20mA(=0.02A)のとき、(5−2)÷0.02=150Ωとなります。ぴったりの抵抗が無ければ、電流を抑えめにできる少し大きい値(例:180Ω)を選ぶと安全です。電流は mA を 1000 で割って A に直して計算する点に注意しましょう。
初期値の周辺で、流したい電流 I(縦)と電源電圧 Vs(横)の2つを変えたときに必要な制限抵抗がどう動くかを並べたものです。数値はこのページの計算式で実際に算出しています。
| 流したい電流 I(mA) \ 電源電圧 Vs(V) | 2.5V | 5V | 7.5V | 10V |
|---|---|---|---|---|
| 10mA | 50 Ω | 300 Ω | 550 Ω | 800 Ω |
| 15mA | 33.3 Ω | 200 Ω | 366.7 Ω | 533.3 Ω |
| 20mA | 25 Ω | 150 Ω | 275 Ω | 400 Ω |
| 30mA | 16.7 Ω | 100 Ω | 183.3 Ω | 266.7 Ω |
| 40mA | 12.5 Ω | 75 Ω | 137.5 Ω | 200 Ω |
値は本ページの計算式で算出した目安です。実際の条件によって変わりますので、細かい条件は上の計算機に自分の数字を入れて確かめてください。
Q. 抵抗を入れないとどうなりますか?
A. LEDには電流を制限する働きがないため、過大な電流が流れて一瞬で焼き切れたり、寿命が大きく縮みます。電源に直結する場合は必ず制限抵抗を入れてください。
Q. 計算値ちょうどの抵抗が無いときは?
A. 計算値より大きい抵抗を選ぶのが安全です。抵抗を大きくすると電流が減って少し暗くなりますが、LEDを壊す心配はありません。逆に小さい値は電流が増えるため避けます。
Q. 抵抗のワット数(電力)は気にしなくていい?
A. 抵抗で消費する電力 P=(かかる電圧)×(電流)も確認しましょう。上の例なら3V×0.02A=0.06Wで、一般的な1/4W(0.25W)抵抗で十分です。大電流や高電圧では余裕のあるワット数を選びます。