白熱電球→LEDの電気代の差と回収期間を計算
単純化した目安です。実際の価格・条件でご確認ください。
白熱電球からLED電球への交換は「電気代が下がる」とよく言われますが、実際に自分の家でいくら変わるのかは、電球の数・1日の点灯時間・電気単価で大きく変わります。このツールは、今の電球のワット数とLEDのワット数、点灯時間などを入れるだけで、年間の節約額と「LED電球の購入費を何ヶ月で回収できるか」を四則演算で見える化します。照明を替えるか迷っている人や、電気代の値上がりで固定費を見直したい人が、数字で判断するための道具です。
年間の節約額は、(今のW − LEDのW)÷1000 × 1日の点灯時間 × 365日 × 電球の数 × 電気単価で求めます。ワット差をキロワットに直し、1年分の点灯時間と電気単価を掛けるだけの単純な式です。回収期間はLED電球の購入費合計(個数×価格)÷ 年間節約額で計算し、これを12倍して「何ヶ月」で表示します。10年間の差は、年間節約額×10年から電球の購入費を引いた金額です。
計算例①:60W→7Wを5個・1日5時間・31円/kWh・LED1個300円
年間節約=(60−7)÷1000×5×365×5×31=約14,992円。LEDの購入費は300円×5個=1,500円なので、回収期間は1,500÷14,992×12=約1.2ヶ月。10年間では14,992×10−1,500=約14.8万円の差になります。
計算例②:100W→12Wを3個・1日4時間・31円/kWh・LED1個400円
年間節約=(100−12)÷1000×4×365×3×31=約11,949円。購入費1,200円の回収期間は約1.2ヶ月で、消費電力の大きい電球ほど交換の効果が大きく出ます。
白熱60W→LED7W(ワット差53W)に1個交換した場合の、点灯時間別の年間節約額の目安です(電気単価31円/kWh)。
| 1日の点灯時間 | 1個あたり年間節約額の目安 |
|---|---|
| 1時間(玄関・トイレなど) | 約600円 |
| 3時間(廊下・洗面など) | 約1,800円 |
| 5時間(ダイニング・寝室) | 約3,000円 |
| 8時間(リビングなど) | 約4,800円 |
| 12時間(長時間つける場所) | 約7,200円 |
点灯時間が長い場所ほど節約額が伸び、回収も早くなります。単価が上がればこの金額も比例して増えます。
Q. 60W相当のLEDは何ワットで計算すればいいですか?
A. 一般的な60W形相当のLED電球は7〜8W程度です。パッケージに実際の消費電力(W)が書かれているので、その数字を入れると正確になります。40W形相当なら5W前後、100W形相当なら11〜13W前後が目安です。
Q. 電球形蛍光灯からの交換でも節約になりますか?
A. 電球形蛍光灯(60W形相当で約12W)からLED(約7W)への交換だと、ワット差は5W程度と小さく、節約額は白熱電球からの交換より下がります。「今の電球」の欄に12Wなど実際の消費電力を入れて確かめてください。点灯回数の多い場所ではLEDの寿命の長さが利点になります。
Q. 点灯時間が短い照明も交換したほうが得ですか?
A. 点灯時間が短いほど年間節約額は小さく、回収期間は長くなります。1日30分ほどしかつけない場所だと、回収に1年以上かかることもあります。場所ごとに点灯時間を変えて計算し、回収の早い場所から替えるのが効率的です。
Q. 明るさは白熱電球と同じですか?
A. 明るさはW数ではなくルーメン(lm)で比べます。60W形相当のLEDはおよそ810lm前後が目安です。同じ「◯W形相当」の表記どうしで選べば、体感の明るさは近くなります。電球色・昼白色など色味も選べます。
Q. 今使っている電球が切れるまで待ったほうがいいですか?
A. 点灯時間が長い場所は、切れるのを待たずに早めに替えたほうがトータルで得になりやすいです。このツールで回収期間を確認し、数ヶ月で元が取れる見込みなら早めの交換が合理的、長くつけない場所は切れてからの交換でも構いません。