距離と経路効率から最小pingの目安を算出
計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
海外サーバーを使ったオンラインゲームやビデオ通話で「遠いから遅延が大きいのは仕方ない」とよく言われますが、実際にどの程度の遅延が物理的な限界なのかは意外と知られていません。このツールはサーバーまでの距離(km)と経路効率係数を入れるだけで、光の速さに基づく理論上の最小ping(ms)を計算します。
計算式は片道時間(ms)=距離(km)÷20万km/s×1000、往復ping(ms)=片道時間×2×経路効率係数です。光ファイバ内では光の速度が真空中よりやや遅くなるため、約20万km/秒を基準値としています。
計算例①:距離1000km・経路効率1.5倍
片道=1000÷200000×1000=5ms、往復=5×2×1.5=15ms。
計算例②:距離10000km(海外サーバー)・経路効率1.5倍
片道=10000÷200000×1000=50ms、往復=50×2×1.5=150ms。
Q. 実際のpingはこの計算値通りになりますか?
A. これはあくまで光の速度による物理的な理論上の下限値です。実際のpingは中継するルーターの数や回線の混雑状況によって、この理論値より大きくなるのが一般的です。
Q. 経路効率係数はどう決めればいいですか?
A. 直線距離に対して実際の海底ケーブルや通信網は迂回するため、一般的には1.3〜2倍程度が目安とされます。既知のping実測値から逆算して調整することもできます。
Q. 衛星通信の場合も同じ計算式でいいですか?
A. 衛星通信は地上の光ファイバとは異なる経路(上空を経由)になるため、この計算式の距離を衛星までの往復距離に置き換えるなど別の考え方が必要です。