総量と時間から点滴の投与速度・滴下数を自動計算
投与する輸液量(mL)と投与時間から、輸液ポンプに設定する流量(mL/h)と、手動調整に使う1分あたりの滴下数(滴/分)を計算できます。点滴の速度設定に必要な数値がすぐに分かります。
流量は「輸液量 ÷ 時間」で求めます。
流量(mL/h) = 輸液量(mL) ÷ 投与時間(h)
滴下数は流量に滴下セットの滴数を掛けて60分で割ります。
滴下数(滴/分) = 流量(mL/h) × 滴数(滴/mL) ÷ 60
例: 500mLを2時間で投与する場合、流量は 500 ÷ 2 = 250mL/h。20滴/mLセットなら 250 × 20 ÷ 60 ≒ 83滴/分(約1秒に1.4滴)となります。60滴/mLセットなら 250滴/分です。
Q. 20滴/mLと60滴/mLはどう使い分けますか?
A. 通常の成人用輸液セットは20滴で約1mL、小児用・微量投与用の精密セットは60滴で約1mLです。使用しているセットの規格に合わせて選んでください。
Q. 滴下数の「1秒○滴」はどう計算しますか?
A. 滴下数(滴/分)を60で割ると1秒あたりの滴数になります。逆に「何秒に1滴か」は 60 ÷ 滴下数 で求められます。
Q. ポンプがない場合でも使えますか?
A. はい。ポンプがない自然滴下では滴下数(滴/分)を目安にクレンメで速度を調整します。15秒あたりの滴数(滴下数÷4)を数えると合わせやすいです。