階高(床から床までの高さ)と段数を入力すると、1段あたりの蹴上(けあげ)と踏面(ふみづら)、勾配の目安が一度に分かります。リフォームやDIY、設計図のチェック、建築基準法に適合するかの確認に使えます。
蹴上は階高を段数で割って求めます。蹴上 = 階高 ÷ 段数。たとえば階高2800mmを14段で上るなら、2800 ÷ 14 = 200mmが1段の高さです。踏面が225mmなら、勾配は高さと奥行きの比から角度 = arctan(蹴上 ÷ 踏面)で求められ、arctan(200 ÷ 225) ≈ 約41.6度になります。蹴上が大きい(段数が少ない)ほど急で、小さいほど緩やかになります。なお踏面は段板の先端(段鼻)から次の段鼻までの水平距離で測るのが基本です。
Q. 蹴上と踏面の上り心地の目安はありますか?
A. 経験的に「蹴上×2+踏面=600mm前後」だと歩きやすいとされます。たとえば蹴上180mm・踏面240mmなら180×2+240=600mmで快適な目安です。
Q. 住宅の階段に法律上の制限はありますか?
A. 建築基準法では一般的な住宅の階段で蹴上23cm以下、踏面15cm以上、階段幅75cm以上が下限です。実際は安全性のため蹴上18〜20cm、踏面22cm以上にすると上り下りが楽になります。
Q. 段数は「段板の数」と同じですか?
A. 蹴上の数(=床から床へ上がる回数)で数えます。上階の床面が最後の段になるため、段板の枚数より蹴上の数が1つ多くなる点に注意してください。