2つ入れると残り1つを自動計算(みはじ)
目安としてご利用ください。
「あと何分で着く?」「この区間、平均どれくらいのスピードが出ていた?」「マラソンを4時間で走るには時速何kmで進めばいい?」——速さ・時間・距離の3つは、ひとつでも分かれば残りを計算できる、生活と仕事の両方でよく使う関係です。このページの計算機は、3つのうち2つを入れるだけで残り1つを自動で出し、さらに時速・分速・秒速、メートル換算や分換算までまとめて表示します。学校で習う「みはじ(はじき)」の公式を思い出せなくても、選んで入れるだけで答えにたどり着けます。
使う場面は幅広く、車や電車での移動時間の見積もり、ランニングやサイクリングのペース確認、宿題やテスト勉強の答え合わせ、配送・営業ルートの所要時間ざっくり計算など。単位をそろえる手間や桁の多い割り算をツールに任せられるので、ケアレスミスを減らせます。
まず「求めるもの」で速さ・時間・距離のどれを知りたいかを選びます。選んだものに応じて、入力欄のラベルと単位が自動で切り替わります。あとは分かっている2つの数値を入れるだけです。
迷いやすいのが「時間」の入れ方です。この欄は「時間(h)」単位なので、1時間30分は 1.5、2時間15分は 2.25 と小数で入れます。「90分」をそのまま90と入れると別物になるので注意してください。分から直すときは「分÷60」です(45分なら45÷60=0.75)。距離は必ずkmで入れます。800mなら0.8です。
基礎になるのは次の3つの式だけです。どれも同じ関係を入れ替えただけなので、ひとつ覚えれば残りも導けます。
計算例1(速さを求める):120kmの高速道路を1時間30分(=1.5時間)で走った場合、速さは 120 ÷ 1.5 = 時速80km。これを分速・秒速に直すと、時速80km=80,000m/時なので、分速は 80,000 ÷ 60 ≒ 1,333m/分、秒速は 80,000 ÷ 3,600 ≒ 22.2m/s です。
計算例2(時間を求める):250km先の目的地まで時速60kmで向かうと、時間は 250 ÷ 60 ≒ 4.17時間。0.17時間は 0.17 × 60 ≒ 10分なので、約4時間10分です。ツールでは時間モードのとき、この「○時間○分」も自動で添えて表示します。
分速・秒速の換算式は、時速(km/h)を1,000倍してメートルにし、分速は60で、秒速は3,600で割ります。逆に秒速(m/s)を時速に直すなら「m/s × 3.6 = km/h」が便利な近道です(例:秒速10m=時速36km)。
よく使う速さを3つの単位で並べました。感覚をつかむ目安にどうぞ。
| 時速 km/h | 分速 m/分 | 秒速 m/s | 目安 |
|---|---|---|---|
| 4 | 約67 | 約1.1 | ふつうの徒歩 |
| 10 | 約167 | 約2.8 | 軽いジョギング |
| 20 | 約333 | 約5.6 | 自転車(巡航) |
| 40 | 約667 | 約11.1 | 市街地の車 |
| 80 | 約1,333 | 約22.2 | 高速道路の車 |
| 300 | 5,000 | 約83.3 | 新幹線(最高クラス) |
Q. 「みはじ」「はじき」って何ですか?
A. 円を上下に分け、上に「み(道のり=距離)」、下に「は(速さ)」と「じ(時間)」を並べた覚え方の図です。求めたいものを指で隠すと、残りの2つが「上÷下」か「下×下」のどちらで計算するかひと目で分かります。距離を隠せば「速さ×時間」、速さを隠せば「距離÷時間」です。
Q. 時間を「90分」と入れたいときは?
A. この計算機の時間欄は「時間(h)」単位です。90分は90÷60=1.5と入力してください。15分は0.25、20分は約0.33、40分は約0.67です。
Q. 距離がメートル(m)の問題はどうすれば?
A. 入力はkm単位なので、mを1,000で割ってkmにします。1,500mなら1.5、500mなら0.5。結果欄には「距離(m換算)」も同時に出るので、答えをmで確認することもできます。
Q. 結果の「1.5時間」とは何分ですか?
A. 0.5時間=30分なので1時間30分です。小数の時間を「分」に直すには小数部分に60をかけます(0.25×60=15分)。時間モードでは「○時間○分」も併記されます。
Q. 秒速10mは時速何km?
A. 秒速(m/s)を時速(km/h)に直すには3.6をかけます。10×3.6=時速36km。逆に時速を秒速にするなら3.6で割ります。
単位をそろえることが最大のコツです。距離はkm、時間は時間(h)でそろえれば、速さは必ず時速(km/h)で出ます。「mとkm」「分と時間」が混ざると桁が60倍・1,000倍ずれてしまい、答えが大きく狂います。入力前に必ず単位を確認しましょう。
もうひとつの見落としが「平均の速さ」と「平均速度」の違いです。このツールが出すのは移動全体での平均の速さ(総距離÷総時間)であり、途中の加速・減速や信号待ちは均されています。たとえば往復で行きが時速60km・帰りが時速40kmでも、平均は単純に(60+40)÷2=50km/hにはなりません。同じ距離を往復した場合の平均は「2÷(1/60+1/40)=時速48km」と、遅い方に引っ張られます(これを調和平均と呼びます)。区間ごとに速さが違うときは、まず各区間の距離と時間を出してから合計して計算するのが正確です。
なお、実際の移動では信号・渋滞・坂道・休憩などで理論値どおりにはなりません。本ツールの結果は概算の目安としてご利用ください。法定速度の遵守は当然として、運転中の到着時刻計算はナビに任せ、操作は停車中に行いましょう。