録音時間・kHz・bit・chからWAVの容量を計算
単純化した目安です。実際の条件でご確認ください。
ボイスメモ・会議録音・楽器のレコーディング・ポッドキャスト収録などをWAV(非圧縮)で保存すると、思った以上に容量を食うことがあります。「1時間録ったら何MBになるの?」「このサンプルレートとビット深度で1GBに収まる?」を、録音前にサッと見積もれるのがこのツールです。録音時間・サンプルレート・ビット深度・モノ/ステレオを入れるだけで、WAVのファイルサイズ(MB)とビットレートを自動計算します。SDカードやストレージの空き容量を確認したいとき、録音設定を決めたいときの目安としてお使いください。
まず1秒あたりのデータ量であるビットレート=サンプルレート(Hz)×ビット深度×チャンネル数を求めます。サンプルレートはkHzをHzに直すため1000倍します。次にファイルサイズ(バイト)=ビットレート×録音時間(秒)÷8で計算します。8で割るのはビットをバイトに換算するためです。最後に1024で2回割ってMB(メガバイト)に直します。これはWAVの音声データ部分の目安で、ファイル先頭の小さなヘッダ情報は無視しています。
計算例①:60分・44.1kHz・16bit・ステレオ(CD相当)
ビットレート=44,100×16×2=1,411,200bps(約1,411kbps)。60分=3,600秒。サイズ=1,411,200×3,600÷8=635,040,000バイト=約605MB。CD音質のステレオ録音は、1時間でおよそ600MBという定番の数字になります。
計算例②:30分・48kHz・24bit・モノラル(会議録音)
ビットレート=48,000×24×1=1,152,000bps。30分=1,800秒。サイズ=1,152,000×1,800÷8=259,200,000バイト=約247MB。モノラルでも24bit・48kHzだと、そこそこの容量になることがわかります。
| サンプルレート | ビット深度 | ビットレート | 1時間の容量 |
|---|---|---|---|
| 44.1kHz | 16bit | 約1,411kbps | 約605MB |
| 48kHz | 16bit | 約1,536kbps | 約659MB |
| 48kHz | 24bit | 約2,304kbps | 約988MB |
| 96kHz | 24bit | 約4,608kbps | 約1,977MB |
モノラルの場合は、上の容量をおおよそ半分にして考えてください。ハイレゾ(96kHz/24bit)は音質と引き換えに容量が一気に増えます。
Q. MP3で保存すればもっと小さくなりますか?
A. はい。MP3などの圧縮形式はビットレートを固定(例:128〜320kbps)にして大幅に容量を減らせます。320kbpsのMP3なら1時間で約140MBほどで、WAVの600MBに比べてかなりコンパクトです。ただし圧縮は音の一部を間引くため、非圧縮のWAVより音質は下がります。
Q. 計算結果と実際のファイルサイズが少し違います。
A. このツールは音声データ部分だけを計算する目安式で、WAVファイル先頭のヘッダ情報や、機器・ソフトが付ける付加情報は含めていません。そのため実ファイルは数十KB〜数百KB程度大きくなることがあります。おおまかな見積りとしてお使いください。
Q. サンプルレートやビット深度はどう選べばいいですか?
A. 会話・会議・ボイスメモなら44.1kHz/16bitや48kHz/16bitで十分なことが多く、音楽制作やハイレゾ配信を意識するなら48kHz/24bit・96kHz/24bitが選ばれます。数字が大きいほど音質は上がりますが、その分ファイルは大きくなります。用途に合わせて選んでください。