10ポイントマスト方式で各ラウンドの点を集計・勝敗判定
一般的な定義に基づく計算です。実際の試合では3人のジャッジが各自採点し多数決で決まります。大会規定をご確認ください。
ボクシングやキックボクシングをテレビや会場で観ていて、「今の判定、どっちが勝ったんだろう?」と気になったことはありませんか。多くの立ち技格闘技では「10ポイントマスト方式」という採点法が使われ、ラウンドごとに付けられた点を最後に合計して勝敗を決めます。このツールは、各ラウンドの自分(または応援する選手)と相手の点数を入力するだけで、合計・ポイント差・どちらが優勢かを自動で集計してくれます。観戦の答え合わせや、アマチュアの試合を自分で採点してみたいときの練習道具として使えます。
10ポイントマスト方式では、各ラウンドの勝者に必ず(must)10点を与え、敗者にはそれ以下を付けます。互角なら通常は9点、ダウンや明確な優勢があれば8点、極端に一方的なら7点です。集計はシンプルで、合計=各ラウンドの点の足し算。あとは自分の合計と相手の合計を比べ、多いほうがその判定での勝ちになります。
計算例①:接戦の3ラウンド
1R 10-9(自分優勢)、2R 9-10(相手優勢)、3R 10-9(自分優勢)とします。自分=10+9+10=29点、相手=9+10+9=28点。差は1点で、自分の勝ち。ラウンド取得は自分2・相手1です。
計算例②:ダウンを奪ったラウンドがある場合
2Rでダウンを奪って10-8にしたとします。1R 9-10、2R 10-8、3R 9-10なら、自分=9+10+9=28点、相手=10+8+10=28点。合計が並び引き分け。ラウンド数では相手が2つ取っていても、1回のダウン(2点差)で総合が並ぶのが10点法の特徴です。
Q. ラウンドを多く取ったほうが必ず勝ちますか?
A. いいえ。基本は10-9なので取ったラウンド数が多いほうが有利ですが、ダウンによる10-8が入ると1ラウンドで2点差がつきます。取ったラウンド数で負けていても、大きく崩したラウンドがあれば合計で並ぶ・上回ることがあります。
Q. 引き分けはどう決まりますか?
A. 合計が同点なら、そのジャッジの採点は引き分け(ドロー)です。実際の試合では3人のジャッジそれぞれの結果を集計し、多数決や合意方式で最終判定が決まるため、1人が引き分けでも試合全体では勝敗がつくことがあります。
Q. 点差が同じでも団体によって扱いが違いますか?
A. はい。10-8を付ける基準(ダウン必須か、圧倒でも可か)や、減点・ラウンド数、判定方式は団体・大会で異なります。このツールは一般的な10点法の集計を示すもので、正式な裁定は各団体の規定に従ってください。