年収と加入年数から将来もらえる老齢年金をざっくり試算
目安としてご利用ください。
「自分は将来、いくら年金をもらえるのだろう?」というのは、多くの人が気になりながらも、なかなか正確にイメージしにくいテーマです。このツールは、現役時代のおおよその平均年収と厚生年金の加入年数を入れるだけで、将来受け取れる老齢年金の見込み額(年額・月額)をざっくり概算します。会社員として長く働く人の「基礎年金+厚生年金」の合計イメージや、自営業・フリーランスで国民年金のみの場合との差、さらに繰下げ受給で増える金額の目安まで、一目で把握できます。老後の生活設計や、iDeCo・つみたてNISAといった自助努力をどれくらい上乗せすべきかを考える出発点として役立ててください。なお、本ツールの数値はあくまで概算・目安です。最新の制度や正確な金額は、公的機関・専門家でご確認ください。
年金は大きく「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」の2階建てで考えます。老齢基礎年金は、40年(480月)すべて納付すると満額の約81万円になり、加入・納付期間が短ければその分だけ按分されます(本ツールでは「81万円×加入年数÷40」で概算、上限40年)。老齢厚生年金の報酬比例部分は、正式には平均標準報酬額などを使って計算しますが、本ツールでは平均年収×0.005481×加入年数という簡易式で目安を出しています。この2つを足したものが年間の見込み額で、12で割れば月額になります。
計算例:平均年収450万円・厚生年金40年加入
老齢基礎年金=81万円×40÷40=約81万円。老齢厚生年金=4,500,000×0.005481×40=約98.7万円。合計は年間約179.7万円、月額にすると約15万円が目安になります。もし国民年金のみ(自営業など)なら、受け取れるのは老齢基礎年金の約81万円だけとなり、厚生年金のある会社員との差が大きいことがわかります。
Q. この金額は確定した受給額ですか?
A. いいえ、あくまで概算・目安です。実際の年金額は、加入期間中の標準報酬月額・賞与、制度改正、物価スライドなどによって変わります。正確な見込みは、毎年届く「ねんきん定期便」や、日本年金機構の「ねんきんネット」、年金事務所でご確認ください。
Q. 繰下げ受給の「+42%」とは何ですか?
A. 本来65歳から受け取る年金を、受け取り開始を遅らせる(繰下げる)と1か月あたり0.7%ずつ増額されます。70歳まで(60か月)繰下げると0.7%×60=42%増えるため、本ツールでは70歳繰下げの目安として+42%を表示しています。ただし増額分は生涯続く一方、受給開始が遅れる点を踏まえて判断が必要です。
Q. 自営業・フリーランスだと年金は少ないのですか?
A. 国民年金のみの場合、受け取れるのは老齢基礎年金(満額約81万円)が基本で、厚生年金のような報酬比例部分はありません。その分、iDeCoや国民年金基金、付加年金などで上乗せを検討する人が多くなります。