アメフトの残りヤードと平均獲得から更新の見込みを判定
一般的な定義に基づく計算です。団体・大会でルールが異なる場合があります。大会規定をご確認ください。
アメリカンフットボールでは、攻撃側は4回の攻撃(ダウン)以内に10ヤード前進すれば、あらたに攻撃権が更新(ファーストダウン更新)されます。試合中継を見ていて「3rd&7(サードダウン残り7ヤード)」と表示されても、この場面がどれくらい更新しやすいのかは、慣れていないとイメージしづらいものです。このツールは、現在のダウン・ファーストダウンまでの残りヤード・1プレーの平均獲得ヤードを入力するだけで、更新に何プレー必要か、そして残りのダウン数で更新が狙えるかどうかを判定します。観戦の理解を深めたいファンや、練習で戦況を整理したい選手・コーチが、状況判断の目安をつかむために使えます。
中心となる計算は更新に必要なプレー数=残りヤード÷平均獲得ヤード(切り上げ)です。プレー数は整数でしか数えられないため、割り算の答えは切り上げます。さらに1回の攻撃シリーズで使えるのは4ダウンなので、残りダウン数=5−現在のダウンで求め、必要プレー数が残りダウン数以下なら「更新の見込みあり」と判定します。
計算例①:3rdダウン・残り7yd・平均4yd
必要プレー数=7÷4=1.75 → 切り上げて2プレー。残りダウン数=5−3=2なので、2プレー以内で更新が狙える計算になり「見込みあり」と判定されます。
計算例②:4thダウン・残り9yd・平均4yd
必要プレー数=9÷4=2.25 → 3プレー。残りダウン数=5−4=1しかなく、必要プレー数のほうが多いため「厳しい」と判定されます。この場面はパントで陣地を挽回する判断が有力になります。
Q. ファーストダウン更新とは何ですか?
A. 攻撃側が4回の攻撃(ダウン)以内に10ヤード前進すると、攻撃権があらたに4回ぶんに更新される仕組みです。これを繰り返して敵陣へ進み、最終的に得点を狙います。10ヤード進めない場合は、原則として相手に攻撃権が移ります。
Q. 4thダウンでパントとギャンブルはどう選びますか?
A. 残りヤードが少なく(目安として平均獲得ヤードで1プレー圏内なら)更新できそうなら「ギャンブル(そのまま攻める)」、距離が長く更新が難しいなら「パント」で相手を遠い位置から攻めさせるのが一般的です。実戦では自陣・敵陣どちらかや得点差・残り時間も加味されます。
Q. 残りヤードが短いほど更新しやすいのはなぜですか?
A. 必要プレー数は「残りヤード÷平均獲得ヤード」で決まるため、残りヤードが小さいほど必要プレー数が減り、少ないダウン数で更新できるからです。残り3ヤード以下は1プレーで届く可能性が高く、更新しやすい状況といえます。