磁北方位と偏角から真北基準の方位に補正
計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
登山の地図読みでは、コンパスが示す「磁北」と、地図が示す「真北」に数度のズレがあり、そのままでは方角の読み違いにつながります。このツールはコンパスで読んだ磁北方位と、その地点の西偏偏角を入れると、真北基準に補正した方位の目安を自動計算します。ルート確認前の練習や下調べに使ってください。
計算式は次の通りです。日本国内のように偏角が西偏の場合、真方位=磁北方位−西偏偏角で補正します。0〜360度の範囲に収まるよう正規化し、22.5度刻みで16方位に丸めて表示しています。
計算例①:磁北方位90度・偏角7.5度
真方位=90−7.5=82.5度(ほぼ東)。
計算例②:磁北方位0度(磁北の真正面)・偏角7度
真方位=0−7=−7度→正規化して353度(北北西寄り)。
Q. なぜ日本の偏角は「西偏」なのですか?
A. 地球の磁北極と自転軸の北極(真北)の位置がずれているため、日本のように磁北極から見て特定の位置にある地域では、コンパスの北が真北よりも西側にずれる「西偏」になります。
Q. 偏角は日本全国どこでも同じ値ですか?
A. いいえ、偏角は地域によって異なり、同じ日本国内でも数度程度の差があります。使用する地形図に記載された、その図郭の偏角を使うのが基本です。
Q. 偏角は毎年変わるのですか?
A. はい、地球の磁場はゆっくりと変化しているため偏角も年ごとにわずかに変わります。古い地形図の偏角をそのまま使うと誤差が生じることがあるため、最新の情報を確認することをおすすめします。