外出時間ごとにどっちが得か自動判定。損益分岐の外出時間(分)も表示
機種・断熱・気温・インバータ制御で実際は変動します。目安としてご利用ください。
「ちょっとコンビニに行くだけだけど、エアコンは消すべき?」「30分の外出なら、つけっぱなしのほうが安いって聞いたけど本当?」——エアコンは室温と設定温度の差が大きい「復帰運転」のときに、通常運転よりずっと大きな電力を使います。そのため外出時間が短いと、消して復帰するほうがかえって電気代がかさむことがあります。このツールは、定常運転の消費電力・復帰運転の消費電力と継続時間・電気料金の単価・外出する時間を入れるだけで、その外出は「つけっぱなし」と「こまめに消す」のどちらが得かを自動判定し、損益分岐となる外出時間(分)まで算出します。
エアコンを消して外出すると、帰宅時に復帰運転で余分な電力を使います。その「余分な電力量」と、消さずに定常運転を続けた場合の「外出中の電力量」を比べ、少ない方を選ぶのが基本の考え方です。
復帰で余分にかかる電力量=(復帰運転W − 定常運転W)×(復帰運転の継続時間÷60)
つけっぱなしで外出中にかかる電力量=定常運転W×(外出時間÷60)
この2つを比べて、つけっぱなし側が大きければ「消す」が得、復帰側が大きければ「つけっぱなし」が得と判定します。差の分数だけ求めた損益分岐の外出時間=復帰で余分にかかる電力量÷定常運転W×60より外出が短ければつけっぱなし、長ければこまめに消すほうが有利という目安になります。
例えば定常500W・復帰1200W・復帰10分・単価31円の場合、損益分岐はおよそ14分です。60分の外出なら消したほうが得、10分程度の外出ならつけっぱなしのほうが得という結果になります。
エアコンは室温と設定温度の差が大きいほど強い出力で運転し、消費電力が跳ね上がります。短時間の外出であれば室温はあまり上がらないため、消して戻ったときの復帰運転にかかる電力の方が、つけっぱなしで維持する電力より大きくなりがちです。逆に、外出が長くなるほど「維持し続ける時間」が積み重なるため、どこかで消したほうが得な時間帯に切り替わります。この切り替わりの目安が「損益分岐の外出時間」です。
Q. 消費電力の値はどこで確認すればいい?
A. 本体のシールや取扱説明書、メーカー公式サイトの仕様表を確認してください。定常運転の目安が分からない場合は、消費電力の幅の小さいほうの値、復帰運転は大きいほうの値を入力すると、実際の傾向に近づきます。
Q. 損益分岐の時間はいつも同じですか?
A. いいえ。気温差が大きい真夏・真冬は復帰運転にかかる時間や電力が増えやすく、損益分岐の時間も変わります。季節や体感の暑さ・寒さに応じて復帰運転の継続時間を調整して試算するのがおすすめです。
Q. 計算結果はどこまで正確ですか?
A. 機種・断熱性能・気温・インバータ制御の細かい挙動によって実際の消費電力は変動するため、あくまで目安です。正確な判断をしたい場合は、実際に使っている機種のカタログ値や、複数回試した体感を踏まえて調整してください。