生イーストとドライイーストの量を相互に置き換え
単純化した目安です。実際の条件でご確認ください。
パンやピザの生地を作るとき、手元にあるイーストとレシピが指定するイーストの種類が違う、ということはよくあります。「レシピはドライイースト5gだけど、うちには生イーストしかない」「業務用の生イーストで書かれたレシピを、家庭用のドライイーストに置き換えたい」——そんなときに、量を入れて向きを選ぶだけで置き換え量がわかるのがこのツールです。生イーストはドライイーストの約2.5倍の量が目安とされます。水分を含んでいるぶん、同じ発酵力を出すには重量を多めに使う、という関係です。この換算を覚えておくと、レシピの幅がぐっと広がります。
計算はとてもシンプルで、換算比率2.5倍を掛けるか割るかだけです。ドライ→生=ドライの量×2.5、生→ドライ=生の量÷2.5で求めます。生イーストは水分を含む固形(生)タイプ、ドライイーストは乾燥させて水分を飛ばしたタイプなので、同じくらいの発酵力を得るには生のほうを重量で多めに使う、という関係になっています。
計算例①:ドライイースト3gを生に置き換える
3×2.5=7.5gの生イーストが目安です。ドライ小さじ1弱を、生イースト約7.5gに読み替えるイメージです。
計算例②:生イースト10gをドライに置き換える
10÷2.5=4gのドライイーストが目安になります。生の量が多いレシピを、コンパクトなドライに読み替えるときに便利です。
Q. なぜ生イーストのほうが量を多く使うのですか?
A. 生イーストは水分を含んだ状態のため、同じ重量あたりに含まれる有効な成分がドライより少なくなります。その分を補うために、生は多め(約2.5倍)に使う、というのがおおまかな目安です。
Q. 2.5倍はどんなレシピでも同じですか?
A. あくまで一般的な目安です。ドライイーストには予備発酵が必要なタイプと、粉に直接混ぜられるタイプ(インスタントドライ)があり、扱い方や換算の考え方が少し変わることがあります。使う商品やレシピの指定を優先してください。
Q. 少量だと計量が難しいのですが。
A. 1g前後の少量は家庭用スケールでは誤差が出やすい範囲です。0.1g単位で量れるスケールを使うか、レシピ全体の分量を倍にして量りやすくするなどの工夫をすると安定します。