滑走距離・タイム・標高差から速度と斜度を計算
一般的な定義に基づく計算です。大会規定をご確認ください。健康・体力の目安であり医学的助言ではありません。
ゲレンデを1本滑り終えたあと、「今のって時速どれくらい出ていたんだろう?」「このコースの斜面ってきついほうなのかな?」と気になったことはありませんか。このツールは、滑走した距離・かかったタイム・標高差の3つを入力するだけで、平均速度(m/sとkm/h)とコースの斜度(%)を計算します。スマホの計測アプリやコースマップの数値をそのまま入れれば、自分の滑りやコースの傾斜を数字でイメージできます。ファンが記録を楽しむのはもちろん、選手が練習の目安にしたり、コーチがコースの難易度を説明したりするのにも使えます。
平均速度はとてもシンプルで、平均速度=滑走距離÷タイムで求めます。まずm/s(秒速)を出し、×3.6することでkm/h(時速)に換算します。斜度は、標高差と滑走距離の比から斜度(%)=標高差÷滑走距離×100という簡易式で求めています。厳密には水平距離を使った角度計算になりますが、日常的には「100m進むごとに何m下るか」を示すこの%表示がわかりやすく、コースマップでも一般的に使われています。
計算例①:滑走距離1200m・タイム90秒・標高差300m
平均速度=1200÷90=約13.3m/s。これを×3.6すると=約48km/h。斜度=300÷1200×100=25%。時速48kmは、ゲレンデでは軽快に飛ばしている感覚のスピードです。
計算例②:滑走距離800m・タイム60秒・標高差260m
平均速度=800÷60=約13.3m/s=約48km/h。斜度=260÷800×100=32.5%。斜度が30%を超えるコースは一般に上級者向けとされ、こまめなターンで速度をコントロールする技術が求められます。
Q. 斜度の%と角度(度)は違うのですか?
A. 違います。このツールの斜度%は「水平方向に進んだ距離に対する高さの割合」に近い簡易式で、100%=約45度にあたります。よく見る「斜度30度」は%に直すと約58%とかなり急な数字になります。コース表示が度で書かれている場合は別物として比べてください。
Q. 表示された平均速度は最高速度と同じですか?
A. いいえ。これはコース全体を平均した速さです。急斜面では瞬間的にこれより速く、緩斜面や減速時は遅くなります。最高速度を知りたい場合は、区間を短く区切って計測すると実際の速さに近づきます。
Q. 同じコースなのに日によって速度が変わるのはなぜ?
A. 雪質の影響が大きいです。かたく締まった圧雪バーンではよく滑りスピードが出ますが、新雪や春の重い湿った雪では抵抗が増えて遅くなります。ワックスの状態や気温によっても変わるため、記録は目安として楽しんでください。