サービスゲーム数とキープ数からキープ率を算出
計算結果は一般的な計算式による目安です。競技のルールや大会・用具の規定により実際とは異なる場合があります。
サービスキープ率とは、自分がサーブを打つ側だったゲーム(サービスゲーム)のうち、そのゲームを取り切れた割合のことです。テニスはサーブ側が有利な競技なので、勝敗の土台は「自分のサーブゲームをどれだけ落とさなかったか」に現れます。このツールはサービスゲーム数とキープできた数の2つを入れるだけで、キープ率と破られたゲーム数を同時に表示します。練習試合の振り返りや部内リーグ戦の集計に、試合直後のスマホで使える一発計算としてどうぞ。
難しい統計処理は使っていません。割り算1回だけです。
計算例①:12回のサービスゲームのうち10回守った場合
キープ率=10 ÷ 12 × 100 = 83.333…で、表示は83.3%。破られた数は 12 − 10 = 2.0ゲーム。1割強でブレークを許した、という読み方です。
計算例②:24回のうち19回守った場合
キープ率=19 ÷ 24 × 100 = 79.1666…で、表示は79.2%。破られた数は5.0ゲームです。①より破られた回数は多いのに、率では4ポイント低いだけ。回数だけ見ると印象が歪むので、複数試合をまたぐときこそ率が役に立ちます。
よくある組み合わせを、本ツールと同じ表示ルール(小数第1位まで)で並べました。自分のスコアに近い行を探してみてください。
| サービスゲーム数 | キープ数 | 破られた数 | キープ率 | 想定される場面 |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 4 | 1.0 | 80.0% | 1セットマッチ(6-4など) |
| 6 | 5 | 1.0 | 83.3% | タイブレークまでもつれた1セット |
| 8 | 6 | 2.0 | 75.0% | 8ゲームプロセット |
| 12 | 10 | 2.0 | 83.3% | ツールの初期値 |
| 24 | 19 | 5.0 | 79.2% | 大会1つ分の通算 |
「率」はイメージしにくいので、サービスゲーム10回あたり何ゲーム守れるかに置き換えると腹落ちします。5%の違いは10ゲームあたり0.5ゲームの差です。
| キープ率 | 10ゲーム中キープ | 10ゲーム中ブレーク許容 | おおまかな手ざわり |
|---|---|---|---|
| 90% | 9.0 | 1.0 | サーブが明確な武器になっている |
| 80% | 8.0 | 2.0 | 1セットに1度は落ちる計算 |
| 70% | 7.0 | 3.0 | リターン力で押し返す展開になる |
| 60% | 6.0 | 4.0 | サーブ側の優位がほぼ消えている |
右端の欄は感覚をつかむための目安です。何%なら良い・悪いという線引きはなく、カテゴリ(一般・大学・高校・ジュニア)、シングルスかダブルスか、コート、風によって同じ人でも数字は上下します。他人と比べるより自分の過去と比べるのが健全です。
Q. タイブレークのゲームは、サービスゲーム数に入れますか?
A. タイブレークは両者が交互に打つため、母数から外す数え方が一般的です。ただし決まりは1つではありません。大切なのは自分でルールを決め全試合で統一すること。途中で変えると、率の変化が実力なのか集計方法なのか分からなくなります。
Q. キープ率とブレーク率の関係は?
A. 自分のサーブについては「キープ率+ブレークされた率=100%」です。一方よく話題になる「ブレーク率」は相手のサーブを破った割合を指すことが多く、別の集計になります。自分のキープ率83.3%・相手サーブのブレーク率30%、というように2つを並べて見るのが定石です。
Q. 「破られた数」が 0.00 と表示されるのはなぜ?
A. 本ツールは1以上を小数第1位まで(例:2.0)、1未満を小数第2位まで(例:0.00)で表示します。全ゲームをキープして0のとき0.00と出るのは表示仕様で、計算の誤りではありません。同じ理由で、キープ率100%のときだけ「100」と整数表示になります。
Q. キープ数をサービスゲーム数より多く入れたらどうなりますか?
A. 式をそのまま適用するため、キープ率が100%を超え破られた数がマイナスで表示されます。入力ミスのサインです。キープ数は必ずサービスゲーム数以下になります。
Q. 何試合分あれば「自分の数字」と言えますか?
A. 明確な基準はありませんが、サービスゲームが5回しかない1セットマッチだと1ゲームの増減で率が20ポイント動きます。5ゲーム中4キープなら80.0%、3キープなら60.0%です。傾向をつかむには複数試合を合算し母数を増やすほうが振れ幅は小さくなります。