作り置きの品数と小分け数から必要数を算出
材料の必要量の目安です。実際の商品規格・施工条件でご確認ください。
日曜の午後、鍋いっぱいの煮物と炒め物ができあがったところで、戸棚を開けたら空いている保存容器が3個しかない——作り置きをする人なら一度は通る場面です。容器が足りなければラップと皿で応急処置をすることになり、冷蔵庫の中は不安定に積み上がります。逆に勢いで買い足すと、使わないサイズが棚を占領します。この計算機は作り置きの品数と1品を何個に小分けするかの2つだけを入れて、必要な容器の総数を出すものです。「なんとなく足りない気がする」を具体的な個数に変えるのが役目で、週末の仕込みを始める前や容器をまとめ買いする前に使ってください。
中で行っているのは、次の掛け算ひとつだけです。
計算例①:5品を2個ずつ小分け
5×2=10個。夫婦2人ぶんの平日おかずを、1品につき2回分に分けるパターンです。画面には「10 個」と出て、確認欄は「5.0 品」「2.0 個」と並びます。
計算例②:8品を3個ずつ小分け
8×3=24個。品数を増やして平日5日分を回すときの数です。洗い替えまで見ると30個近くになり、収納の余地を先に考えたい水準です。
計算例③:品数を伸ばした場合
12品を10個ずつ仕込むと12×10=120個。掛け算なので結果は急に膨らみます。小分け数を1つ増やすと品数と同じだけ容器が増える、という関係を覚えておくと見積もりが速くなります。
よく使う組み合わせの結果をまとめました。縦が品数、横が1品あたりの小分け数です。自分の作り置きスタイルに近いマスを探してください。
| 品数\小分け | 1個 | 2個 | 3個 | 4個 |
|---|---|---|---|---|
| 3品 | 3 個 | 6 個 | 9 個 | 12 個 |
| 4品 | 4 個 | 8 個 | 12 個 | 16 個 |
| 5品 | 5 個 | 10 個 | 15 個 | 20 個 |
| 6品 | 6 個 | 12 個 | 18 個 | 24 個 |
| 8品 | 8 個 | 16 個 | 24 個 | 32 個 |
個数を左右するのは小分け数のほうです。生活のパターンから逆算すると迷いません。
個数が決まったら次はサイズの内訳です。全部同じサイズで揃えると、少量の常備菜がスカスカになったり煮物が入り切らなかったりします。下の表は容量帯ごとの向き不向きの目安で、実際の表記は商品により幅があるため購入前に実物の寸法を確認してください。
| 容量の目安 | 向いている中身 | 全体に占める割合の目安 |
|---|---|---|
| 150〜250 ml | きんぴら・和え物・漬物などの常備菜、薬味 | 全体の約3割 |
| 350〜500 ml | 主菜1食分、ごはん1膳分、煮物の取り分け | 全体の約5割(主力) |
| 700〜1,000 ml | カレー・シチュー・大皿おかずのまとめ保存 | 全体の約2割 |
たとえば結果が20個なら、小6個・中10個・大4個といった配分が扱いやすい組み合わせです。サイズは3種類程度に絞り同じシリーズで揃えると積み重ねやすく、ふたの取り違えも減ります。冷蔵庫の棚の高さに合うかも買う前に測っておきたい点です。庫内の余裕そのものが足りていない場合は、冷蔵庫の容量目安計算で家族の人数に対する必要容量を確かめてみてください。
Q. 品数と小分け数を掛けるだけなら、暗算でもできるのでは?
A. そのとおりで、計算自体は単純です。値打ちは、買い物や仕込みの前に「今の設定だと何個要るのか」を一度画面に出し、洗い替えや収納の判断材料にできる点にあります。小分け数を1つ動かしたときの増え方をその場で試せるのも利点です。
Q. 冷凍する分と冷蔵する分が混ざっています。どう入力すれば?
A. 用途ごとに2回計算するのがおすすめです。「冷蔵で3品×2個=6個」「冷凍で3品×4個=12個」と分けて出し、合計18個とするほうが、必要な容器の種類まで見えて実用的です。冷凍に使う容器は、冷凍対応と表示されているものを選んでください。
Q. 容器はいくつ持っていれば安心ですか?
A. 「計算結果+洗い替え2〜3個」が最低ラインです。ただし多すぎると収納を圧迫し、ふたと本体を探す手間も増えます。まずは結果に少し足した数で運用し、毎週足りない・毎週余るという実感が出てから調整すると無駄がありません。
Q. 大は小を兼ねると考えて、大きめで統一してもよいですか?
A. あまりおすすめできません。中身に対して容器が大きいと空間が余り、庫内のスペースも無駄になります。逆に小さすぎるとふちまで詰め込むことになり、ふたが浮いたり中身がこぼれたりします。中身の量に合ったサイズを選ぶのが結局いちばん効率的です。
Q. お弁当用の容器も同じ数え方でいいですか?
A. お弁当箱は「1食を丸ごと詰める器」なので、作り置き容器とは役割が違います。必要な容量から選ぶ考え方はお弁当箱のサイズ目安計算が近いので、そちらとあわせて検討してください。