計算結果は一般的な目安です。実際の条件・規格により異なる場合があります。
EVの充電は自宅の普通充電(3kW・6kWなど)と外出先の急速充電(50kW前後)で速度が大きく異なり、「今の残量から目標まで何時間かかるのか」は計画を立てるうえで欠かせない情報です。このツールはバッテリー容量・現在の残量・目標残量・充電出力を入力するだけで、充電にかかる時間を計算し、急速充電を使った場合の目安時間とも比較できます。
計算式は必要な充電量(kWh)=バッテリー容量×(目標残量−現在残量)÷100、充電時間=必要な充電量÷(充電出力×効率0.9)です。効率0.9は充電時に発生する損失を見込んだ値です。
計算例①:容量40kWh・残量20%→80%・普通充電6kW
必要な充電量=40×0.6=24kWh、充電時間=24÷(6×0.9)≒4.4時間。
計算例②:同条件で急速充電50kWを使った場合
充電時間=24÷(50×0.9)≒0.53時間(約32分)と大幅に短縮されます。
Q. なぜ効率を0.9(90%)として計算しているのですか?
A. 充電時には電力の変換や発熱などで一部エネルギーが失われるため、実際にバッテリーに入る電力量は入力した電力より少なくなります。0.9はその損失を見込んだ目安値です。
Q. 急速充電は常に50kWで計算していいですか?
A. 急速充電器の出力は20kW・50kW・90kWなど設置場所によって異なり、また車両側の受け入れ性能や残量が高くなると自動的に出力が絞られることもあります。ここでの50kWは一般的な設置例の目安です。
Q. 満充電(100%)まで急速充電すると計算通りの時間で終わりますか?
A. 多くの急速充電器・車両は80%前後から充電速度が落ちる制御が入るため、80%以降は計算より時間がかかることがあります。80%程度を目標にする使い方が一般的です。