ウエストとヒップから体型タイプの目安を計算
目安としてご利用ください。
「体重は標準なのに、お腹だけぽっこり出ている気がする」「健康診断でメタボを指摘されたけれど、自分の体型はどのタイプなんだろう」——そんなときに役立つのがウエストヒップ比(WHR:Waist-Hip Ratio)です。WHRは体重やBMIだけでは見えてこない「脂肪のつき方の偏り」を、ウエストとヒップの2つの数値だけで簡単に表せる指標です。このページの計算ツールにウエスト(cm)とヒップ(cm)を入れるだけで、WHRの値・健康の目安・体型タイプ(りんご型/洋ナシ型)の傾向まで自動で表示します。ダイエットの経過観察をしたい人、ボトムスや服のサイズ選びで迷う人、自分の体型を客観的に知りたい人に向けた、数字で見える化するためのガイドです。
なお、WHRは健康状態を簡易に把握するための一般的な目安であり、診断ではありません。本ページの数値や区分はあくまで概算・参考であり、最終的な健康判断は健康診断の結果や医師など専門家にご相談ください。
入力項目は「ウエスト」「ヒップ」「性別」の3つだけです。性別は健康の目安(後述する基準値)を切り替えるためだけに使い、WHRの値そのものは変わりません。
測るときは、息を大きく吸って止めたり、お腹を凹ませたりせず、軽く息を吐いた自然な状態で。メジャーは食い込ませず、肌に沿わせる程度の張りにします。朝と夜、食前と食後で数cm変わることもあるため、経過を追うなら「朝起きてトイレを済ませた後」など条件をそろえると比較しやすくなります。
WHRの計算式はとてもシンプルです。
WHR = ウエスト(cm) ÷ ヒップ(cm)
単位はどちらもcmなので割り算で打ち消し合い、WHRは単位のない「比」になります。ウエストよりヒップが大きければ1未満、お腹回りが張り出してウエストの方が大きければ1以上になります。
ウエスト70cm・ヒップ95cmの場合、70 ÷ 95 = 約0.74。0.85を下回るため、本ツールでは下半身にボリュームが出やすい「洋ナシ型の傾向」と表示します。女性なら健康の目安(0.8以下)の範囲内です。
ウエスト90cm・ヒップ96cmの場合、90 ÷ 96 = 約0.94。0.85を上回るため「りんご型の傾向」となり、男性の目安(0.9以下)も女性の目安(0.8以下)も超えています。お腹回りに脂肪が集まりやすいタイプのサインとして、生活習慣を見直す一つのきっかけになります。
| ウエスト\ヒップ | 90cm | 95cm | 100cm |
|---|---|---|---|
| 65cm | 0.72 | 0.68 | 0.65 |
| 75cm | 0.83 | 0.79 | 0.75 |
| 85cm | 0.94 | 0.89 | 0.85 |
| 95cm | 1.06 | 1.00 | 0.95 |
同じウエストでもヒップが大きいほどWHRは小さくなる(=洋ナシ寄りになる)ことが、表からひと目で分かります。
WHRはおおむね次のような区分で読むのが一般的です。本ツールでは男性0.9以下/女性0.8以下を「健康の目安内」、0.85前後を境にりんご型・洋ナシ型の傾向に分けて表示しています。
| WHRの値 | 体型の傾向 | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| 0.85未満 | 洋ナシ型寄り | 下半身に脂肪がつきやすいタイプ。女性に多い。 |
| 0.85〜0.90 | 中間 | 境界域。性別や体格で受け取り方が変わる。 |
| 0.90以上 | りんご型寄り | お腹回りに脂肪が集まりやすいタイプ。要注意の目安。 |
りんご型(内臓脂肪型)は、お腹の内側に脂肪がつきやすく、見た目はそれほど太っていなくてもWHRが高くなることがあります。洋ナシ型(皮下脂肪型)は、お尻や太ももに脂肪がつくタイプで、女性に多く見られます。どちらが良い・悪いという話ではなく、「自分はどこに脂肪がつきやすいか」を知ることで、運動や食事の工夫の方向性を考えやすくなります。
A. ウエストは胴回りで最も細い位置(おへそより少し上が目安)、ヒップはお尻が最も後ろに張り出す高さを、床と水平にぐるりと測ります。ズボンを履く位置やベルトの位置ではありません。鏡で水平になっているか確認すると誤差が減ります。
A. BMIは身長と体重から全身の「太り具合」を見る指標で、脂肪が体のどこについているかは分かりません。WHRは脂肪の「つき方の偏り」を見るものです。たとえばBMIが標準でもWHRが高ければ、お腹回りに脂肪が集まりやすい状態かもしれません。両方を併せて見るのがおすすめです。
A. WHRが高めだと内臓脂肪が多い傾向を示すことがありますが、これ単体で病気を判断することはできません。年齢・筋肉量・骨格などでも変わります。気になる数値が出た場合は自己判断せず、健康診断の結果と合わせて医師に相談してください。
A. 必ずしも比例しません。ウエストとヒップが同じ割合で細くなればWHRは変わりません。WHRを下げたい場合は、お腹回り(ウエスト)を中心に減らせているかを、数値の推移で確認するのが現実的です。
A. はい、別の指標です。メタボの腹囲基準はウエスト周囲径(cm)そのものを見るもので、ヒップは使いません。WHRはウエストとヒップの「比」で脂肪分布の偏りを見ます。健診ではまず腹囲基準が用いられますが、WHRは自宅で経過を追う補助指標として役立ちます。
WHRは服選びにも役立ちます。洋ナシ型はトップスにボリュームを足してバランスを取る、りんご型はウエストマークを避けてストンと落ちるシルエットを選ぶ、といった具合に、自分の比率を知っておくとサイズ選びや着こなしの判断がしやすくなります。本ツールの数値はすべて概算・目安です。健康に関する最終的な判断は、健康診断の結果や医師など専門家にご相談ください。