時間帯ごとの渋滞込み所要時間と、逆算した出発時刻がわかる
この結果は娯楽・目安の試算です。実際の渋滞予測は必ずNEXCOやJARTICなど公的機関の最新情報でご確認ください。
カーナビが「2時間で着きます」と言うのは、道がすいているときの話です。お盆の帰省やUターンでは同じ区間が3時間にも4時間にもなります。厄介なのは、伸びる量が距離ではなく出る時間帯でほとんど決まること。同じ道でも朝5時か朝9時かで、車内で過ごす時間が倍近く変わります。このツールは渋滞なしの所要時間(分)と出発時間帯を選ぶだけで、渋滞込みの所要時間の目安と、到着時刻から逆算した出発時刻を表示します。前夜の家族会議で「結局、何時に出る?」を決める下敷きにしてください。
計算例①:通常120分・午前ピーク出発・12:00到着希望
午前ピークの倍率は2.0なので、渋滞込みは120 × 2.0 = 240分=4時間0分、延びは2時間。12:00に着きたいなら12:00 − 4時間 = 08:00までの出発が目安です。
計算例②:通常300分(5時間)・午前ピーク出発・翌朝5:00到着希望
渋滞込みは300 × 2.0 = 600分=10時間0分。5:00から10時間を引くと日付をまたぐため、表示は19:00(前日)。長距離では「前日の夜に出るか、当日の早朝に出るか」という選択が計算結果から浮かび上がります。
例年の傾向として、下りの帰省は午前中、上りのUターンは午後から夕方に混雑が集まりやすいと言われます。倍率は目安で、区間や年により実際の混み方は変わります。
| 出発時間帯 | 倍率 | 120分→ | 延び | 渋滞に当たりやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 早朝 5〜7時 | ×1.1 | 2時間12分 | +12分 | 低め(ピーク形成前に抜けやすい) |
| 午前 8〜11時 | ×2.0 | 4時間0分 | +2時間0分 | 最も高い(下り帰省の集中帯) |
| 昼 12〜15時 | ×1.5 | 3時間0分 | +1時間0分 | 中くらい(ピークの残りが続く) |
| 夕方 16〜19時 | ×1.8 | 3時間36分 | +1時間36分 | 高い(Uターンと行楽帰りが重なる) |
| 夜 20時以降 | ×1.2 | 2時間24分 | +24分 | 低め(ただし眠気・視界の負担増) |
自分の道のりに近い行を横に読むと、時間帯選びで何時間動くかが分かります。表内は渋滞込みの所要時間です。
| 通常 | 早朝1.1 | 昼1.5 | 夕方1.8 | 午前2.0 |
|---|---|---|---|---|
| 120分 | 2時間12分 | 3時間0分 | 3時間36分 | 4時間0分 |
| 180分 | 3時間18分 | 4時間30分 | 5時間24分 | 6時間0分 |
| 300分 | 5時間30分 | 7時間30分 | 9時間0分 | 10時間0分 |
通常300分の道のりでは早朝と午前ピークの差が4時間30分。距離が長いほど時間帯選びの重みが増し、遠方の帰省では「何時に出るか」が「どの道を通るか」より効くことが多いのです。
「そもそも車で行くべきか」から考え直すなら帰省の交通費比較(車・新幹線・飛行機)で費用を並べると判断しやすいです。高速料金の割引後の金額はETC割引計算で試算できます(割引の種類や条件は時期・路線で異なるため、最新の公式案内をご確認ください)。
Q. この倍率はどのくらい当たりますか?
A. 一般的な傾向をもとにした目安で、特定の年・路線の予測ではありません。実際の渋滞は休日の並び方、区間、天候、事故や工事の有無で変わります。数字は「時間帯を比べる尺度」として使い、絶対値は最新の交通情報で補正してください。
Q. 深夜に出発したい場合はどの時間帯を選ぶ?
A. 20時以降が「夜」でひとまとめなので、深夜0〜4時台も「夜(×1.2)」で試算します。実際の深夜帯は交通量がさらに減ることが多く、余裕のある見積もりになりやすいでしょう。ただし眠気の危険は増すため、短くなった時間をそのまま得と考えないことが大切です。
Q. 休憩時間は結果に含まれていますか?
A. 含まれていません。表示は走行時間の目安だけです。「通常の所要時間」に休憩分を足すか、出た結果に休憩の合計を加えてください。おおむね2時間ごとに15分前後を見込むと、5時間の道のりなら30〜45分の追加です。
Q. 「(前日)」と表示されました。
A. 到着したい時刻から所要時間を引くと前の日にさかのぼる、という意味です。早朝や午前に着きたい長距離で出ます。前夜に出て途中で仮眠するか、到着希望時刻を後ろにずらすかの検討サインです。
Q. Uターン(帰り)の計画にも使える?
A. 使えます。帰りの出発時間帯を選べば同じ式で目安が出ます。例年の傾向として上りは午後から夕方に集中しやすいため、夕方ピーク(×1.8)と昼(×1.5)を両方試して差を見比べてください。