新品と中古ミックス、学期あたりいくら違う?
単純化した目安です。実際の価格・条件でご確認ください。
大学の履修登録が終わると、シラバスに並ぶ指定教科書のリストが待っています。1冊2,000〜4,000円ほどの本が学期に何冊も必要になるため、全部を新品でそろえると数万円単位の出費になることも珍しくありません。このツールは、学期に必要な冊数と新品の平均価格、そして「何割を中古でまかなえるか」「中古は新品の何%の価格か」を入れるだけで、全部新品の場合と中古ミックスの場合の総額を並べて比較し、学期あたりの節約額を一目で見える化します。さらに同じ条件が4年間(8学期)続いた場合の合計や、先輩からの譲り受け・使い終わった後の売却まで含めた費用の全体像も確認できます。
計算は単純な掛け算と引き算だけです。全部新品の総額=冊数×新品価格。中古ミックスの総額=新品で買う分(冊数×(1−中古割合)×新品価格)+中古で買う分(冊数×中古割合×新品価格×中古価格%)。この2つの差が節約額です。4年間の欄は、同じ条件が8学期続いたと仮定して節約額を8倍した単純計算です。
計算例①:8冊・新品2,800円・中古で買える割合50%・中古価格50%
全部新品=8×2,800=22,400円。中古ミックス=新品4冊(11,200円)+中古4冊(4×2,800×0.5=5,600円)=16,800円。節約額は22,400−16,800=5,600円。同じ条件が8学期続けば4年間で44,800円の差になります。
計算例②:12冊・新品3,500円・中古で買える割合70%・中古価格40%
全部新品=12×3,500=42,000円。中古ミックス=新品3.6冊分(12,600円)+中古8.4冊分(8.4×3,500×0.4=11,760円)=24,360円。学期あたり17,640円、4年間なら141,120円の節約という計算になります。冊数や単価が大きい学部ほど、中古活用の効果は大きくなります。
Q. 中古で買える割合はどれくらいに設定すればいいですか?
A. 分野によって差が大きいところです。長年使われている定番の教科書が多い科目なら70%前後、新設科目や改訂の多い分野なら30%程度など、履修する科目の顔ぶれを見て調整してください。迷ったら初期値の50%で全体感をつかみ、あとで実際の入手状況に合わせて入れ直すのがおすすめです。
Q. 改訂版が指定されている場合はどう考えればいいですか?
A. 版が変わると章立てやページ番号がずれることがあり、旧版の中古が授業で使いにくい場合があります。このツールでは「中古で買える割合」を下げる(改訂版が多いなら0%に近づける)ことで、その状況を数字に反映できます。内訳の「改訂版指定で中古不可なら」の欄は、中古が一切使えなかった場合に総額が全部新品の金額に戻ることを示しています。
Q. 使い終わった教科書は売れますか?
A. 状態や需要によりますが、書き込みが少なくきれいに使った定番教科書は、次の学期に必要とする人がいるため買い手がつきやすい傾向があります。内訳の「半数を30%で売れば回収」は、持っている教科書の半分を新品価格の30%で手放せたと仮定した参考値です。買うときの節約と売るときの回収を合わせて考えると、実質負担はさらに小さくなります。